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いきいき塾NPO絆

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「子ども食堂」7月スタート 日進 貧困解消、世代間交流目指す
【愛知県】経済的な事情などで、食事が十分に取れない子どもに手料理を提供する「子ども食堂」を、日進市の市民団体・いきいき塾NPO絆が、七月から市内で始める。
家庭の貧困問題の解消だけでなく、食を通じてさまざまな世代が交流することも目指している。
「貧困層だけでなく、共働き家庭で一人でご飯を食べている子どもにも、大勢で食事をする楽しさを伝えたい」。
子ども食堂の開設を呼び掛けたのは、NPO絆の代表理事山崎正信さん(67)。
ボランティア活動を通じ、子どもたちが休日の昼食にお菓子やカップラーメンを食べていることに危機感を持ったという。
子ども食堂は七~九月の月一回、同市の岩崎台・香久山福祉会館で試行的に開く。
子どもには無料で、六十五歳以上の一人暮らしの高齢者には一人五百円で食事を提供する。
日進市も、補助金交付で取り組みを支援する。
同市の生活保護世帯率は二〇一五年一月時点で0・08%。県(1・07%)と比べて低い水準だが、一五年度に学用品費などの「就学援助」を受けた小中学校の児童生徒は五百五十三人いた。
市担当者は「比較的所得が高いまちといわれるために、困っている人が手を挙げにくいという問題もあると思う。
子どもの貧困は見えにくいので、試行を通じてニーズ調査もしていきたい」と話す。
各地の子ども食堂でも、本当に困っている子どもに食堂を知ってもらい、参加してもらうことの難しさが指摘されている。
山崎さんは「継続することで口コミで広がり、貧困層の子どもも参加できるようにしたい」と話し
〔2016年5月23日・貧困ネット、平成28(2016)年5月12日 中日新聞 朝刊なごや東版〕 

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