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こころのはな ひきこもり女子会

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こころのはな ひきこもり女子会

所在地 京都府宇治市
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やりたいこと応援、引きこもり女子集まって 催し30回目迎える
ひきこもり女子会が開かれる心華寺。「途中参加でも良いので、気軽に参加してください」と語る樽床さん(京都府宇治市神明)
外出しづらく、社会から孤立してしまいがちな引きこもり状態の女性らが集まる催し「こころのはな ひきこもり女子会」がこのほど30回目を迎えた。
おおむね月1回、京都府宇治市神明の心華寺で開かれ、約10人が集う。
当事者が経験を語るほか、メークや陶芸の体験会もあり、主催団体は「やりたいことを応援する場。女性同士で安心して過ごしてほしい」と呼び掛ける。
女子会は2016年10月、不登校や引きこもりの人の自立を支援するNPO法人「こころのはな」(宇治市)が始めた。
同年に全国組織の「ひきこもりUX会議」が各地で始めたのがきっかけ。
引きこもりの当事者や家族が参加し、年齢は20~50代。
和歌山県や兵庫県など府外からも訪れる。SNS(会員制交流サイト)で女子会の存在を知った人が多い。
発足当初は、ペットや恋愛などのテーマで、ざっくばらんに会話し、引きこもり経験がある女性が、回復の経緯などを話した。
参加者から「もっといろいろなことがしたい」と声が上がり、昨年度からアロマセラピーやフラワーアレンジメントの体験も取り入れた。
ボランティアの樽床美花さんは「同じ境遇の人が集まり、いつも会話が盛り上がる。『初めて自分の気持ちを話せた』と笑顔を見せる人もいる」と話す。
参加者が運営に加わったり、就職活動を始めたり、当事者の家族同士の交流も生まれたりと広がりを見せる。
こころのはなは「当事者の苦しさやしんどさを共感できる会として続けたい」とし、樽床さんは「お菓子を食べながら、参加者の話を聞くだけでも大丈夫。社会に出る一歩にしてほしい」と呼び掛ける。
問い合わせは、こころのはな0774(45)5561か、女子会のツイッター「@joshikai_kyoto」へ
〔2019年6/20(木) 京都新聞〕

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