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お答え:オーソドックスな活動が波及しやすいのでは?ー松田武己

提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
2013年10月29日 (火) 19:47時点におけるMatsu4585 (トーク | 投稿記録)による版
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オーソドックスな活動が波及しやすいのでは?ー松田武己

〔質問160〕なでしこ会の活動の特徴をどうみるか 
(10)なでしこ会の優れている点は? 
〔お答え160〕オーソドックスな活動なので波及しやすいのでは?
(これは松田の感想です)。
①親の会のメンバー、フリースペースに来る当事者をスペースのスタッフとして役割分担をしている点は不登校情報センターにはありません。
おそらくなでしこ会の方法がオーソドックスなものではないかと思います。
②行政機関、厚生労働省に直接に働きかけ、厚生労働省には会員が多数の署名を集めて回答を引き出しました(署名は7000人からと聞きました?)。
その後の愛知県からの活動への助成金を引き出している経験はおそるべき成果です。
今回も武豊町社会福祉協議会との協力もそれが継続していくように感じます。
それは引きこもりだけではなく、福祉行政のいろいろな方向に当事者と家族を参加させていく課程になっていくものと思います。
これがオーソドックスか活動スタイルから生まれるものです。
親の会としてここまでの到達は相当にレベルが高いと思います。
③バンドを結成した青年が居場所に集まる人たち中心であるのも新しい可能性を感じさせます。
引きこもり経験者が安心して自己表現することは、それぞれの可能性を広げていく条件になります。
そうとうにうらやましいことです。
④振り返って思うに不登校情報センターが活動を広げられた条件は特殊でした。
私の職業が情報提供であり、それが若者たちに受け入れられやすいパソコンを使うことであったことによります。
そういう特殊条件がないのが多くの親の会です。
オーソドックスな活動スタイルこそより波及効果を持ったものになると考えられます。

以上は、2013年1月20日に愛知県武豊町での講演とその後に参加者からの質問に答えたことです。
全部で10項目あります。「不登校・引きこもり質問コーナー」に〔質問151〕~〔質問160〕として回答に加えます。
タイトルを他のこのコーナーの他のものと近づけるように変えました。
新しいタイトル名で次のようになります。

(質問151)お答え:子どもがしていることをやめさせるのではなく伸ばすー松田武己
(質問152)お答え:分担して作業し共通の広報等を応援するー松田武己
(質問153)お答え:能力差よりも関心の違いを生かすつもりー松田武己
(質問154)お答え:ゲームをやめさせるのではなく別の関わり方を持ち込むー松田武己
(質問155)お答え:成果を急がず信頼関係をつくるのが出発ー松田武己
(質問156)お答え:個人ができそうなことを始めSOHO共同体をめざすー松田武己
(質問157)お答え:医師との協力は望むが方法はその経過等によりますー松田武己
(質問158)お答え:居場所にくる人の状態を認めそこからの出発が支援ですー松田武己
(質問159)お答え:不登校親の会も少しずつ変化してきていますー松田武己
(質問160)お答え:オーソドックスな活動が波及しやすいのでは?ー松田武己
講演「長期化する引きこもり支援活動」

(1)Center:親の対応のしかた
(2)Center:集団的な自立の内容
(3)Center:能力差や性格・気質の違い
(4)Center:ゲームに集中している人
(5)Center:外出のきっかけづくり
(6)Center:個人事業とSOHO
(7)Center:医療・医師との関係
(8)Center:居場所での支援のしかた
(9)Center:不登校親の会の状況
(10)Center:なでしこ会の優れている点は?
講演「長期化する引きこもり支援活動」

回答者と所属団体
松田武己不登校情報センター相談室

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