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はぁとぴあ21

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所在地 富山県射水市
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周辺ニュース

ページ名はぁとぴあ21、富山県射水市(ひきこもりの動き)
境遇重ね苦悩深く 引きこもり 県内家族 先行き不安
引きこもりをきっかけに家庭内暴力を繰り返す息子の様子を記した手帳。母親の苦悩がにじむ(一部を加工してあります)
元農林水産事務次官が長男を刺殺したとされる事件や川崎市で児童ら20人が殺傷された事件を受け、県内で引きこもりの子を持つ親から不安の声が上がっている。
支援団体への相談も相次いでおり、当事者や家族を社会で支えることの必要性が改めてクローズアップされている。
  「人ごととは思えない」。県西部の70代女性は「(長男からの)暴力もあった」と供述しているとされる元農水次官と、自らの境遇を重ね合わせる。
元次官の長男と同様、息子は40代。引きこもりをきっかけに家庭内暴力を続けてきた。
勤め先で暴れ、トラブルを起こしたこともある。
「人様に迷惑を掛けるくらいなら、じっとしていてくれた方が…」との思いも胸をよぎる。
息子が不登校になったのは中学1年の時。部活動で使う持ち物を、友達に笑われたのがきっかけだったという。
それから2年ほど、家に閉じこもり、母親への暴力が続いた。頭を殴って出血させたり、ケチャップを頭に掛けたり…。
「俺がこんなふうになったのは親のせいや」と責めた。
定時制高校を経て専門学校に進んだものの、すぐに退学。
勤めに出る時期もあったが、長続きしなかった。同僚との折り合いが悪くなったのが理由だ。
母親によると、もともと真面目で物事を突き詰める性格。
勤め先では、物をきれいに並べるなどきちょうめんさが評価される一方、同僚にも同様の仕事ぶりを強く求めることがいさかいの種になったという。
こうした事情を理解した上で親子に寄り添ってきた支援者の1人は「思春期の引きこもりで人との接点を絶ったことが、大人になってからの人間関係づくりの難しさにつながっている」とみる。
公的支援も不十分だった。
不登校になったばかりのころ、母親が公的機関に相談したところ、返ってきたのは「(本人を)連れてきてもらわないと、対応できません」という言葉。
「引きこもりの子を、外に連れ出すこと自体が困難なのに…」。問題への理解のなさに絶望感を味わった。
医療機関で精神疾患と診断されているものの、過去には「性格的な問題」との見立てが示されたことも多く、医療ケアは満足に受けられなかったという。
今は支援グループなどとの結び付きがあるが、暴力は収まらない。母親は身の危険を感じ、息子と離れて暮らしている。
「行動が改まれば一緒に暮らせるけど、それがいつになるのか」。先行きは見通せないままだ。
■寄り添い孤立防ぐ支援を/第三者の仲立ち大切
中学時代の引きこもりから、今も社会になじめず、母親への暴力を繰り返す-。
40代男性の事例からは、こうした悪循環の構図が浮かび上がる。
30年ほど前、母親から相談を受けた公的機関の対応が不十分だったことが問題長期化の引き金になった可能性もある。
引きこもりや不登校の支援グループ関係者は「親が良かれと思って物を与えたり、接したりしていても、子の方は『本当の願いが聞き入れられていない』と感じることがある」と指摘。
こうした擦れ違いを解消するには、「早期に第三者が仲立ちすることが大切」と訴える。
県ひきこもり地域支援センター(富山市蜷川)によると、現在は家族から相談があった場合、まずは事情を聴いた上で、共に対応法を考えることにしているという。
内閣府の調査では、15~39歳、40~64歳の引きこもりの人は全国でそれぞれ約54万人、約61万人と推計される。
引きこもりの子と親がともに高齢化すると共倒れの危険性が高まるだけに、対策は急務だ。
県は同センターを核にしたサポートの充実を目指す。
家族自助会の「とやま大地の会」は「相談を受けるだけでなく、家庭へ出向いて苦悩に寄り添うことが必要。全市町村を網羅したきめ細かな支援で社会的孤立を防いでほしい」と望む。
■誤ったイメージ 支援団体 憂慮
引きこもりの人を支援する射水市のNPO法人「はぁとぴあ21」は11日、同市内で懇談会を開き、家族からの相談が数多く寄せられていることを報告した。
同法人の高和洋子理事長や、KHJ全国ひきこもり家族会連合会の広報担当理事でジャーナリストの池上正樹さんらが出席。
事件以降、家族からの相談で「苦しくてたまらない」「子ども(の行く末)が心配だ」などの声が届いていることを説明した。
事件と引きこもりを結び付ける誤ったイメージが出ていると憂慮した上で、「引きこもりの人がますます外に出にくくなっている」と指摘した。
〔2019年6/12(水) 北日本新聞(編集委員・宮田求)〕
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