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ひきこもり国語辞典・辞書編な行

(版間での差分)
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(のろ電(のろでん))
(生意気(なまいき))
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生意気な感じですが、自分にはとてもできずうらやましいです。<br>
 
生意気な感じですが、自分にはとてもできずうらやましいです。<br>
 
私は自分の実際の状態よりも大きく見せないと周りと釣り合いが取れない気持ちでいます。<br>
 
私は自分の実際の状態よりも大きく見せないと周りと釣り合いが取れない気持ちでいます。<br>
子ども時代は少し生意気ぐらいがいいのです。<br>  
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子ども時代は少し生意気ぐらいがいいのです。<br>
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〔参考〕ひきこもり 若い人が なんか怖い<br>
  
 
====名前(なまえ) ====
 
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2019年9月8日 (日) 14:52時点における版

目次

な行

生意気(なまいき)

十歳は年下の高校生くらいの男の子がいます。
友だち数人に囲まれて堂々と主張をしています。
生意気な感じですが、自分にはとてもできずうらやましいです。
私は自分の実際の状態よりも大きく見せないと周りと釣り合いが取れない気持ちでいます。
子ども時代は少し生意気ぐらいがいいのです。
〔参考〕ひきこもり 若い人が なんか怖い

名前(なまえ)

ペンネームやハンドルネームを考えるのが好きです。
なりたい自分を名前から探しているのだと思います。
ペンネームなんか次つぎ変えたので、本命は何かがわからないほどです。
親にもらった名前はそっと保存しておきます。
別名をつけるのは自分の実体を隠しておきたい、知られたくない雰囲気もあります。

生身の人間(なまみのにんげん)

生身の人間のコミュニケーションによる人間理解を助けるのが文字(本)による人間理解です。
しかし生身の人間による人間理解を超えることはありません。
文字による人間理解ははるかに届かないし、生身の人間の代用品にはなりません。
〔関連事項〕猥雑(わいざつ)。

鉛(なまり)

「風林火山」では、動かざること山のごとしです。
私は動かざること鉛のごとしです。
山ほど大きくないけれども、小さな鉛の重さを自分の体に感じます。

二軍(にぐん)

居場所での自分の立ち位置を表す言葉。
居場所に何年も来ていて中心メンバーになっている人(一軍)と自分を比べて「俺もここではまだまだ二軍だな!」というように使う。
〔ひきマス2014年4月〕

逃げ寝(にげね)

自分の状態は肯定できないが、うまく説明もできません。
大ぴらに反撃もできないのでここは静かにしておくしかありません。
ふて寝とは違いますが、とにかく寝てやり過ごす方法です。
〔Shji2016年3月〕

西日(にしび)

夕方、水平線(地平近く)にある太陽。
昼夜逆転の生活になり、午後遅くなって目が覚めます。
ぐずぐずしていると西日がさしてきます。
西日は妙にまぶしく、少しもの悲しい。
自分の人生が少なくなっていくような気がします。

煮つまる(につまる)

心の中にゴミがたまっていく状態をさす。
家にいて楽しくなくなる。
この状態を何とかしたいと思うのですが、どうにもならず親の責任にしたくなります。
変なことをしそうになります。
そういう気分が「煮つまった状態」です。
全体としては否定的な語感をもつ言葉です。
従来の用法ではむしろ肯定的な意味があります。
『新明解国語辞典』では、「煮えて水分が無くなる。会議などで議論が出尽くして、論点が限定され問題が解決に近づく意にも用いられる」とあります。
ただこの意味の変化は、たんにひきこもり世界にいる人間独特のものではなさそうです。
若者に広くみられる用法です。

二度と行けない(にどといけない)

ある居場所に何度か行ったことがあります。
そこの責任者らしい人と話したのですが、机にゴミがあったのでティッシュを出してとりました。
家に帰ってから思い返してみると、馴れなれしくてとても失礼な行動をしたと思いました。
もうあそこには二度と行けません。
しかし他に行くところがないのに気づき、丁寧にお詫びをするつもりで出かけました。
ところが真剣に謝っても、相手はちっとも覚えていなくて、何のことなのか話しが通じないのです。
自分だけが勝手に思いつめていただけでした。
〔TT、1311〕

二度見(にどみ)

一瞬、または少し間をおいて確認のためにじっくり見るときが二度見です。
自分が二度見されるときとは、だいたいにおいて気になっている弱点、劣等感の根源になっているものを確認されるときです。
ハンディキャップを負っている人にとっての二度見とは、自分の価値判断を低く決められる気分になる周辺(すれ違いの人も含む)の人の振る舞いをさします。
〔2014年4月〕

日本人(にほんじん)

私は争いがきらいな内向き人間です。
友達づきあいは苦手です。
細かなことによく気付き、自作のモケイを作ったときは深みにはまりました。
そのモケイを見た人が「精巧で見とれるほどですね」と感心していました。
これって世界から見た平均的な日本人じゃないかなと気付きました。
「平和的、外交ベタ、高度な生産技術を持った人」ですよね。

抜け殻(ぬけがら)

毎日、何とか生きています。
存在するけれども中身がないような。
まるで抜け殻の人生です。
(bc2016年3月)

猫(ねこ)

猫は大好きです。
私も猫のようになりたいです。
猫はマイペースです。
飼い主がどうであろうと自分のやり方を変えません。
私が猫のようになりたいのはそこです。
私は「飼い主」ばかりか、周囲のあらゆる人たちにふり回されている気がしています。

寝覚め(ねざめ)

目が覚めました。
枕もとの時計は6時を指しています。
室内も外も暗くて、いまは朝なのか夜なのかさえよくわかりません。
自室での睡眠中心の生活ですが、その割には睡眠不足でもあります。
寝覚めたとき周りが暗いとそれだけで悲しい気持ちにとらわれます。

ねむだるい

ねむたるい、ともいう。
眠くてだるい。
年中、この状態ですごしています。
そういえば大地震のとき、目の前の机が動いたので思わず力を出してとめました。
意識も目も覚醒した感じです。
でもまた日常のねむだるいに戻りました。

ねるす

漢字で書くと、寝留守になります。
誰かが訪ねてきた、電話が鳴っている、そういう時に使う手です。
逃げ寝、寝逃げとほぼ同じ意味になります。
(2016・6fj)

年賀状(ねんがじょう)

交友関係の程度がわかるのが年賀状だといいます。
数枚出して数枚もらうだけなので、交友関係が狭いことがわかります。
自分の出していない人から年賀状をもらいましたが、その人には返しませんでした。
その人ともらった年賀状の枚数を比べたとき、少ないと負けた気になるというのが、心の奥底で働いていた気がします。
一枚の重さが違うのです。

脳止状態(のうしじょうたい)

脳死ではありません。脳が活動を止めている状態です。
考えられない、考えていないと自覚しています。
脳の働きがフリーズしている、凍りついているようです。
(2016年8月)

乗っ取られ感(のっとられかん)

自立の反対は依存っていうでしょう。
私の場合は違います。依存じゃなくて乗っ取られている感じがするんですよ。
自分じゃないものが自分の中にいて、動いていてそれに引きずられます。植民地ですね。
植民地なら独立が必要なんです。
私の場合は、独立の代わりに自立が必要なんですが、その力がないんです。
〔2016年3月YMZ〕

伸びしろ(のびしろ)

経験不足に加えてろくに勉強もしていません。
「~ができない」と繰り返していたら、母から「伸びしろが大きいということでしょ!」と言われました。
逆転の発想で、ちょっとびっくり。
母には感謝しています。
〔2017年1月、Monkawa〕

のろ電(のろでん)

ノロノロ走る電車ではなく、呪いの電話です。
いろんな嫌な思いが蓄積しているので、ときどき誰かに聞いてもらわないと心がつぶれそうです。
誰かといってもそう相手がいるわけでもなく、話す相手はだいたい決まっています。
悪いなと思ってもそうしないと死にそうなので「のろ電」します。
〔ik、1604〕


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