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カウンセリングルームからの回答

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2023年7月10日 (月) 13:11時点におけるMatsu4585 (トーク | 投稿記録)による版
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カウンセリングルームからの回答

(2)カウンセリングセンター聴心館(東京都) 
回答者:国府谷
(1) 心理カウンセリングが軌道に乗りにくい原因について
〇日本の文化的な環境に心理カウンセリング的な方法はなじんでいない
〇その他の原因・背景
・心理カウンセリングの質の問題が大きいのではないでしょうか?
・不満のガス抜きという意味では傾聴カウンセリングは有効ですが、現実的な問題には適切な対応が必要であり、傾聴カウンセリングだけではクライエントのニーズに応えられないと思われます。
・さらに、カウンセリングの背景に、医学のような一貫した理論的背景がないと、場当たり的な対応になる。
心理学の各種の理論が、精神分析などを含めて、分析から対応策までの一貫した内容を含んでいる心理学が少なく、その結果、クライエントが離れていっていると思われます。
・個々のカウンセリング機関の問題ではなく、心理学の全般的な問題のように思われます。
(2)対応策として考えていること
〇理論的な一貫性を求めて、当館では医療寄りのカウンセリング、即ち認知行動療法を主体としたカウンセリングを実施しています。
・うつや対人恐怖、不安障碍、強迫性障碍、適応障碍といった患者さんを対象としております。
・さらにそこから進めて、疾患性の少ない、ネガティブ思考の改善や性格改善のようなクライエントにも対応しております。
・その背景にあるのは、認知行動療法の理論、精神医学の知識、脳神経科学の知識をカウンセラーが持つことが、必須としております。
・これによって<患者やクライエントの支持を得ており、かつ24回のセッションが基本となっておりますので、長続きするものになっています。

〔3〕家族こころ相談室(埼玉県川口市)
Counseling Room Fairy きくちみよこ
(1) 心理カウンセリングが軌道に乗りにくい原因について
〇日本の文化的な環境に心理カウンセリング的な方法はなじんでいない。

〇その他の原因・背景
個人の資質にもよります。
以前(当所開業当時)よりはよくなったと思いますが、カウンセラーを目指す人の資質にかなり問題があったと思います。
カウンセラーご自身が抱える課題と向き合っていなかったり、経営にあたる前の心構え、経営者としての資質も問われていると思います。
カウンセラーは心理学だけでなくあらゆる分野に興味関心をもつ「視点」が不可欠です。
しかし、多くのカウンセラー希望者は、たとえば「自分が対人関係で悩んでいたから勉強した」などというようにピュアカウンセリング的な角度から入られていることが多く見受けられます。
それも必要ですが、しかし、他者の人生に寄り添うということは、歴史、文化、科学、社会、経済あらゆる面から人間を捉えて学んでいく必要があります。
さらに知識だけでなく実践でも応用活用していくことや、オリジナルの手法も生み出して実践していくことが必要です。
その辺をご理解なさっておられない方が多いように感じます。
すると、人を惹きつける魅力に欠けてクライアントさんとの信頼関係も築きにくいのではないでしょうか。
よって、リピーターが少ないとか、評判がよくないといった結果になってしまうのだろうと思います。

(2)応策として考えていること
〇カウンセリング的な方法の理解と普及(学習や養成的な取り組みをする)
〇個人宅を含めて訪問カウンセリングを始める
〇行政機関の取り組みに協力し、委託事業を増やす
〇インターネット、SNSの活用を強化する
〇その他:質問のその他でお答えしたように、他分野に渡り関心をもって学び、地域の商工会議所、役所、経済団体などの会に入会し、人脈を広げ、経営者としての資質も磨いていくことが 対策として必要だと思います。

〔4〕TELLカウンセリング(東京都港区)
回答者:ウィルトン裕子マーサ TELLカウンセリング クリニカル コーディネーター
Samuel Annesley; Michael Nevans
私共のカウンセリングサービスは対面カウンセリングが主ですが、ひきこもりの方、様々な理由で家を出られない方々に対して、スカイプによるディスタンスカウンセリングも行っております。
また、私共のカウンセラーの多くはバイリンガルで、海外での学位、ライセンス取得者ですので海外へ留学をお考えの方々に日本のカウンセリングスタイルとは違うセッションを経験して頂くことが出来るかと思われます。
ぜひ弊社のサイトにてカウンセリングサービスの内容をご参照下さい。
(1) 心理カウンセリングが軌道に乗りにくい原因について
〇日本の文化的な環境に心理カウンセリング的な方法はなじんでいない
(2)対応策として考えていること
カウンセリング的な方法の理解と普及(学習や養成的な取り組みをする)
〇福祉分野・就労分野に活動を広げる
〇インターネット、SNSの活用を強化する
インターネットやソーシャルメディアを使ったカウンセリングへの普及への具体例としまして、弊社では定期的にフェイスブック、インスタグラム、チャット等を利用したサービスを特に若者向けに展開しております。
こちらは東京英語いのちの電話の活動の一環で、対象者は英語を話す方(帰国子女、海外での勤務をされて日本に戻られた方、在日の外国人の方々)が主ですが、こちらのサービス利用者がいずれプロによるカウンセリングにも興味を持って頂ければと思っております。
▼その他
ご質問等がございましたら、ご遠慮なく当カウンセリング受付(日本語での電話:03-4550-1147 月~金 9時から5時)までご連絡頂けますよう、よろしくお願いいたします。

(参考)依頼文(要旨)
心理カウンセリングをしている複数個所から「経営難」の声を受けています。
おそらく「経営難」はあちこちで起き、休業・廃業・転業も聞いています。
心理カウンセリングは事業として成り立ちにくいという声は前からありましたが、加速しているかもしれません。
そこで、心理カウンセリングを継続している相談室に状況をお聞きし、どんな困難があり、どういう対策を考えているのかを、質問に答える形でお聞かせいただければと思います。

(1)心理カウンセリングが軌道に乗りにくい原因について
□心理カウンセリングが乱立している
□クライアントの持つ問題が心理カウンセリング的な方法では改善・解決できないくらい大きくて複雑
□日本の文化的な環境に心理カウンセリング的な方法はなじんでいない
□その他の原因・背景
(2)対応策として考えていること
□カウンセリング的な方法の理解と普及(学習や養成的な取り組みをする)
□個人宅を含めて訪問カウンセリングを始める
□医療機関との協力関係をつくり、強める
□行政機関の取り組みに協力し、委託事業を増やす
□福祉分野・就労分野に活動を広げる
□インターネット、SNSの活用を強化する
□その他

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