カテゴリ:カウンセリングルームの種類とサポート対応
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+ | [[(8)児童福祉および児童相談所(説明)]]<br> | ||
+ | [[(9)あらゆる“社会資源”を生かす(説明)]]<br> | ||
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+ | *参照[[(17)医療・心理・保健機関(説明)]]<br> | ||
+ | [[学校・支援団体の解説構造]]も参照してください。<br> | ||
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2014年4月5日 (土) 20:58時点における版
学校・支援団体の解説構造の「学校以外の支援団体・機関」
カウンセリングルームの種類とサポート対応
(出典「登校拒否とカウンセリングルーム」不登校情報センター編 桐書房2000年)
登校拒否(不登校)の子どもの増大とともに、子どもと若者に心理的・精神的に対応する機関(カウンセリングルーム)が増えてきました。
カウンセリングルームにはどんな種類があるのでしょうか。
その全体を見ようというのがこの章です。
最初に、カウンセリングルームの利用に先立つ気になることを2つ見ておきます。
一つは、不登校や引きこもりの子どもに関する相談は、専門家あるいはカウンセラーに任せておくほうがよいとか、よく知らない者が中途半端にかかわらないほうがよいという声を聞くことです。
何かの体験があっての言葉だと思いますが、私は反対です。
むしろ可能ならば、いろいろな人が近づき、話しかけてほしいと思っています。
しつこくなくさり気なく、正しいことと思っても押しつけにならず、あるいは人間として尊重して、です。
もう一つは、小学校から高校に在籍している子どもの場合なら、学校の教師、担任や教頭や校長とは一度は何らかの方法で話し合いを試みてみてほしいと思います。
とくに小学校、中学校の場合はそう思います。
高校入学後、数日しか登校していないという場合は相談もしづらいと思いますが、頭から学校の教師は話にならない(はずだ)という姿勢では、学校での様子もわからない気がします。
そして学校には養護教諭(保健室の先生)がいます。こちらにも相談してみるだけの気持ちは持ってほしいと思います。
カウンセラーだからといってとくにどうということはない、と言えば言いすぎでしょうが、身近に相談者は案外いるかもしれません。
専門家に頼る、それがいつの間にか頼りすぎることになっていくのではないかと心配します。
学校外には、いろいろな相談場所があります。
それらを、主に登校拒否に心理的に対応するカウンセリングルームという面から見ていくことにします。
カウンセリングルームの種類とサポート対応
(1)医療機関(病院・診療所) (説明)
(2)精神保健福祉センター(説明)
(3)保健所(説明)
(4)心理相談室(説明)
(5)大学の心理研究室(説明)
(6)内観研修所(説明)
(7)教育相談室(説明)
(8)児童福祉および児童相談所(説明)
(9)あらゆる“社会資源”を生かす(説明)
*参照(17)医療・心理・保健機関(説明)
学校・支援団体の解説構造も参照してください。
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