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◆２公園に保育所　運営事業者募集　あすから豊中市 ＝大阪
待機児童問題に対応するため、豊中市は国家戦略特区を活用し、市管理の２か所の公園の敷地内に保育所設置を進めることになり、18日から整備・運営する事業者の公募を始める。
昨年７月に成立した改正国家戦略特区法では、都市部の公園内で保育所を設置することが可能になった。
既に東京都荒川区などで公園内の保育所設置が認められたという。
豊中市によると、市の待機児童数は昨年10月時点で385人。
また、４月入所の希望者で１次選考で「落選」した人は909人にのぼり、早急な保育所整備が求められている。
設置を目指すのは、羽鷹池公園（少路）とふれあい緑地（服部西町）。
羽鷹池公園では約360平方メートルに定員45人程度、ふれあい緑地では約500平方メートルに定員60人程度の施設整備を見込んでいる。
公募時期は18日～４月28日で、決定後、国に認定を申請する。
認められれば、2017年の４月から10月までの間に開園を目指す。
〔２０１６年３月２６日・貧困ネット、平成28（2016）年3月17日　読売新聞　大阪朝刊〕