コミュニティハウスひとのま
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2021年7月9日 (金) 16:46時点における版
コミュニティハウスひとのま
所在地 | 富山県高岡市 |
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悩み抱えず相談して 高岡「コミュニティハウスひとのま」開設10年
■引きこもり 親の高齢化で助言
引きこもりや不登校といった生きづらさを抱える人をはじめ、誰をも受け入れる高岡市東上関の「コミュニティハウスひとのま」は今年、開設10年目を迎えた。
引きこもる50代と80代の親が共に困窮する「8050問題」が広がる中、施設でも同様の傾向が見られる。
運営する宮田隼さん(36)=同市戸出町=は「親子双方のため、ぎりぎりまで抱え込まず周囲に早く助けを求めたほうがいい」とアドバイスする。
宮田さんが2011年、地域住民らの交流場所として、空き家を借りてオープンさせた。「どんな人でも受け入れてくれる」と口コミで広まり、悩みを抱える児童・生徒らが多く集まってきた。
1日当たり約30人が利用。
日中は子どもたちが多く訪れ、ゲームをしたり宮田さんと談笑したりして思い思いに過ごす。
夜は宮田さんがいないが、居場所を求める人がやってきてくつろぐ。
利用料は1日300円で「懐に余裕がなければ払わなくても許している」と宮田さん。
「子どもが引きこもっているのでなんとか外に出してほしい」と依頼され、多いときは週に6軒を訪ねて外出を呼び掛けたこともあった。
近年は「自分が定年や高齢になり、これ以上引きこもりの子どもを支えるのは難しい」という相談が急増。
家庭訪問の依頼も40、50代の人が中心になった。
宮田さんは、引きこもりに対する社会の偏見が強いため、第三者への相談をためらう人が多いことを指摘。
「誰もが悩みを抱えていて引きこもりもその一つ。特異な例とみるべきではない」と話している。
〔2020年1/12(日) 北日本新聞(社会部・橋本京佳)〕