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ヒトトコ

提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
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一般社団法人 ヒトトコ

所在地 香川県高松市
TEL 087・862・5115
FAX

「今度は僕が」元ひきこもりの男性が後押しに奔走
「トコステーション」でゲームを楽しむ利用者を見守る宮武将大さん=高松市瓦町1で2019年4月23日午後4時半、金志尚
かつて8年間にわたってひきこもり生活を送った高松市の宮武将大(しょうた)さん(33)が、今同じような境遇にある人や家族の支援に奔走している。
「心の底では誰かとつながりたいという気持ちは誰にでもあるはず。そこに向き合いたい」。
気軽に立ち寄れる居場所づくりなど、当事者が前向きな一歩を踏み出せるよう、そっと後押しする。
   平日の午後3時過ぎ。高松市瓦町にあるビルの一室に、ぽつりぽつりと若者らが入ってきた。
家や学校、職場に息苦しさを感じている人を対象にした「トコステーション」は、宮武さんが運営する一般社団法人「hito.toco(ヒトトコ)」によるひきこもり支援の一つだ。
ひきこもりの手前の人も含めて受け入れ、思い思いに過ごしてもらう。
「ずっと部屋でゲームをしたり、漫画を読んだりしていた」。
宮武さんは小学6年の頃、勉強が苦手だったことをきっかけに不登校になり、ひきこもりが始まった。
食事も一人で取り、架空の世界に浸った。中学は卒業したが、高校には行かなかった。
そんな中、救いだったのが家族の存在だったという。
当初こそ自分を学校に連れて行かせようとしたが、嫌がる姿を見て気持ちを尊重してくれた。
母は時折、買い物や小旅行に誘ってくれるなど、外出の機会も作ってくれた。
程良い距離感で接してくれたことで、社会復帰への意欲を徐々に取り戻していった。
20歳の時、初めてアルバイトに挑戦。翌年には通信制ながら高校にも入学した。
その後大学で福祉を学び、介護分野の会社に就職。
かつての自分と同じような境遇の人を支えようと、在職中に「ヒトトコ」を設立した。
昨春に独立し、今は支援活動に専念する。名称には「人と社会をつなぐ」という思いを込めた。
当事者に直接アプローチして社会復帰につなげる「アウトリーチ」や、家族らを集めて悩みを語り合ってもらう「オフ会」など活動は多岐にわたる。
発達障害や精神疾患を抱えている人には就労移行支援も手がける。
状況は一人一人異なり、自分の経験が直接役立つとは限らない難しさもあるという。
それでも「本人がどうしたらよりよく生きていけるか、一緒に考えていきたい」と力を込める。
問い合わせは一般社団法人「ヒトトコ」(087・862・5115)。 〔2019年5/12(日) 毎日新聞【金志尚】〕

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