ページ名子ども育ちレスキューネット 静岡県浜松市 （発達障害のニュース、）
多様な人材で支援を 浜松、不登校やひきこもりテーマに講座
静岡県西部の青少年支援団体でつくるグループ「子ども育ちレスキューネット」はこのほど、不登校や引きこもりの子どもの自立をテーマにした講座（静岡新聞社・静岡放送後援）を浜松市中区の市民協働センターで開いた。
NPO法人青少年就労支援ネットワーク静岡の池田佳寿子事務局長らが講演し、多様な人材による支援の重要性を説いた。
同NPOは県内1600人以上のボランティアの協力を得て、発達の特性などで就労が困難な若者と定期的に面談したり就職活動を手伝ったりしている。
池田さんは自身の経験から、「家族など本人に近い人による聞き取りよりも、たまに会う支援者との何げない対話の繰り返しで本人の考えが整理されることがある」と指摘。
多様な趣味や職業のボランティア人材が支援に関わり、さまざまな視点を提供することが重要だと述べた。
保護者や支援者計約30人が受講した。
同市発達相談支援センター「ルピロ」の内山敏所長も講演した。
〔2020年10/15(木) ＠S［アットエス］ by 静岡新聞SBS〕
