栃木市子ども食堂

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《市政コーナー》　◎子ども食堂の運営を支援 ＝栃木県栃木市
栃木市は、働きながら子育てをしている一人親家庭の小中学生を対象に、食事や学習環境などを提供する「子ども食堂」の運営を支援する。
実施主体となる社会福祉法人などと連携し、主に広報面で支援するほか、開設費の一部として10万円を補助する。
子どもの貧困対策や居場所づくりにつなげる狙いだ。
子ども食堂は、市内の社会福祉法人が運営する特別養護老人ホームのホール内に開設。
１回の利用料は300円で、午前８時から午後５時まで子どもを預かる。
地元のＪＡの協力で、市内農家が生産する野菜を使い、地域ボランティアが昼食を作って提供するほか、宇都宮大学の学生や元教員らによる学習指導や、レクリエーション活動を行う。
市は、広報紙やＳＮＳ（ソーシャル・ネットワーキング・サービス）を利用し広く周知していく。
８月は試験的に２回開き、９月以降は毎月第２土曜日に開く予定。
需要や利用者の反応などを見た上で、来年度以降、実施回数を増やしたり、新たに子ども食堂を開設する民間団体へ支援したりして充実策を検討するという。
〔２０１６年７月２６日・貧困ネット、◆平成28（2016）年7月19日　時事通信　官庁速報〕