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生きづらさJAPAN

提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
2020年5月20日 (水) 17:56時点におけるMatsu4585 (トーク | 投稿記録)による版
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生きづらさJAPAN

交流情報サイト「生きづらさJAPAN」がオープン 精神疾患、不登校、いじめの経験を共有
精神障害などにより生きづらさを抱えた人向けの情報サイトが4月23日、正式オープンした。
昨年9月の仮オープン以来、同じような境遇の人が集う当事者会などのイベント情報を検索できる機能が人気だ。
そしてこのほど、投稿したりコラムを読んだりできる機能を追加。
新型コロナウイルスの拡大により外出の自粛要請が叫ばれる中、オンラインサロンも随時開催することにしている。
サイトの名称は「生きづらさJAPAN」。
運営するのは双極性障害のなおさん(=活動名、44・東京都)と引きこもり経験者の平野立樹さん(36・横浜市)の2人。
いずれもIT企業で経験を積んだ元システムエンジニアだ。
検索機能はイベントの開催時期、エリア、対象者などで絞り込むことができる。
「今までありそうでなかった」(平野さん)と見られ、1日300~400人がアクセスする人気サイトに育った。
最大の特長は「生きづらさ」の種類を疾患名に限定しないこと。
「不登校」「いじめ」といった経験もキーワードとしてイベント情報を集めた。
疾患名や経験が異なる人同士でも「生きづらさ」で共感し、経験を分かち合えると判断した。
精神障害者らが運営する当事者会の多くは広報する力が弱く、情報を求める側が見つけるのは難しい。
このサイトはこうした問題を解消しようというもので、4月までに65団体が登録した。
過労によるうつで苦しんだなおさん、通算10年間引きこもった平野さんに共通するのは、同じような境遇の人が経験を語り合う当事者会に参加して道が開けことだ。
「誰とも話さず、死と隣り合わせだった」と発病当時を語るなおさん。
当事者会に参加すると睡眠、服薬などにまつわる生きた情報に出会い、モヤモヤが晴れた。
「このほど追加した投稿のコーナーでは、新型コロナウイルスで感じた不安などを吐き出してほしい」と呼び掛ける。
平野さんも「もっと早く当事者会があることを知りたかった。
自分の存在する位置が分からないと不安だが、当事者会ではそれを確認できる」と強調。
「知る」「出会う」「(自らの位置に)気づく」――を多くの人に体験してほしいという。
なおさんや平野さんの問題意識は、障害は社会が作り出すものだとする「障害の社会モデル」(国連の障害者権利条約)とも符合する。
青木聖久・日本福祉大教授(精神保健福祉学)は「生きづらさは、人の中にあるのではなく、人と人との間にある。
発想を転換したり多様な価値とめぐりあったりするきっかけとして『生きづらさJAPAN』は魅力的だ」とみている。
〔2020年5/11(月) 福祉新聞〕

うつ病、発達障害、LGBT、引きこもり当事者が旗揚げした新メディアの使命
うつ病、発達障害、LGBT、引きこもり状態などの当事者たちが、自らメディアを立ち上げ、「生きづらさ」に対抗していくという時代になった
●うつ病、発達障害、LGBT、引きこもりの 当事者が立ち上げた「生きづらさJAPAN」
うつ病や発達障害、LGBT、引きこもり状態などの当事者4人が17日、「生きづらさJAPAN」というサイトを立ち上げた。
このサイトは、私たちが抱えている様々な「生きづらさ」を「生きやすさ」に変えるためのオンラインメディア。
「引きこもり」をはじめ、不登校、セクシャルマイノリティ、身体障害、精神疾患、発達障害、がん、難病といった当事者たちの生の情報発信や、生きづらさを抱えた人たちが交流するための場を提供し、そんな仲間たち1人1人に共感して寄り添う、アライ(理解し、支援する人)なメディアを目指している。
サイトを立ち上げたのは4人。
6年間、うつ病の当事者会の代表を務めて来た双極性障害兼Web系SE、なおさん。
発達障害(ADHD・ASD)とLGBT(バイセクシャル・FtX・ポリアモリー)のダブルマイノリティ当事者で、「ひきこもり主婦」、がきんちょさん。
ADHD(注意欠陥多動性障害)当事者で、Webデザイナー、まるいまいさん。
10年にわたる引きこもり経験者で、元IT関連企業勤務、ひらのさん。
その1人で営業担当、がきんちょさんによると、2018年11月、色々な自助グループの主催者が集まる会があり、そのときお互いに知らない仲間同士で、新しい価値を提供できるような希望が持てたという。
「色々な生きづらさを扱っていくようなメディアをつくりたいよね」
そんな話で4人が盛り上がった。
ネーミングは、日本中の生きづらさをヨコ串に刺していこうというサイトをつくろうとの思いから、「生きづらさジャパン」になった。
「自分も知らなかった色々な自助の人たちにつながって、視野が広がった。そういった体験を皆さんにも提供できるのではないか。
そういった価値を生み出していきたかったし、自分自身も色々な生きづらさを抱えていて、当事者だからわかることを伝えていき、当事者ではない側にも生きづらさを一緒に共有していけるような、アライの理念を広げていきたかったんです」
●当事者ならではの情報を やり取りできるサイト
サイトでは、開催されるイベントの情報を一覧で見ることができる。
また、開催される年月、都道府県、イベントのタイプ別のほか、「当時者向け」「家族向け」といった参加対象別、「アダルトチルドレン・愛着障害」「アルコール依存症」といった生きづらさの種類別に、50音順で検索できるようになっていている。
自分の知りたいイベントを簡単に検索できるよう、工夫が凝らされているのだ。
さらにイベント主催者を、団体名やフリーワード、都道府県、対象ジャンル、居場所の有無、相談機能の有無で検索できる。
ニュースサイトから配信された、生きづらさ関連のニュースを読むこともできる。
設立者の代表であるなおさんは、サイトの中で当事者同士が繋がり、当事者による生の情報を発信し合うことで、当事者ならではの情報をやり取りすることができると記している。
たとえば、当事者から睡眠の取り方や日常生活の送り方の話を聞くことは、医師が処方した薬を服用することと同じぐらい大切な意味をもつことがあり、当事者同士は似た経験をしているからこそ、当事者とは限らない医師からの情報に比べて、当事者による生の情報は共感をもって接することができる。
「居場所の検索機能については、都会と違って、地方では情報が入りにくい。
自由に使ってもらい、検索して参加してもらいたいと思っています」(がきんちょさん)
●「オンラインラジオ」からも アーカイブを提供
今後は、ユーザー登録をしてもらうことによって、読者投稿やコラムなどにユーザーが相互に投稿できるよう、当事者が主体となる投稿形式の機能を12月か来年1月までには揃えたいという。
また、有料会員限定で、これまで「zoom」を使って定期的に開いてきた「オンラインラジオ」からピックアップしたアーカイブを提供。
オンライン当事者会も開いていきたいという。
そして、サイトを継続していくために、カフェバーでのティータイムイベントの開催や、年末のトークライブを予定している。
引き続き、生きづらさを抱えた人たちがつながる活動を支援したい人からの寄付金も募っている。
※この記事や引きこもり問題に関する情報や感想をお持ちの方、また、「こういうきっかけが欲しい」「こういう情報を知りたい」「こんなことを取材してほしい」といったリクエストがあれば、下記までお寄せください。
Otonahiki@gmail.com(送信の際は「@」を半角の「@」に変換してお送りください)
なお、毎日、当事者の方を中心に数多くのメールを頂いています。
本業の合間に返信させて頂くことが難しい状況になっておりますが、メールにはすべて目を通させて頂いています。
また、いきなり記事の感想を書かれる方もいらっしゃるのですが、どの記事を読んでの感想なのか、タイトルも明記してくださると助かります。
〔2019年9/20(金) ダイヤモンド・オンライン(ジャーナリスト 池上正樹)〕

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