〔2010年4月6日〕
〔2月22日の続き〕日々輝学園高校の依頼を受け協力して取り組みました不登校経験者の高校卒業後の進路のアンケート60通を、日々輝学園高校に送る準備をしました。
(1)、実質無効回答と思えるものが数通ありますが、その判断は日々輝学園に任せます。
当事者ではなく家族が回答したものなど。
(2)、回答者の年齢(=高校卒業後の年数)が高いものが、比較的多いと思いました。
その理由は、a/自分の不登校体験にこのような形でも向き合うのには、時間を必要とする。
まだその状態になれない人はアンケートにも抵抗感がある。
b/「引きこもり」として20代以降に関わった人に小中高校時代の不登校体験者としてアンケートの回答を求めたものがかなりある。
c/不登校情報センターの所持する体験者リストの年齢構成が全体として徐々に高くなっている。
さしあたりこの3点が考えられます。
(3)、日々輝学園高校によるアンケートのまとめを待つことにします。
おそらく何らかの冊子または書籍の付録になると思います。
(旧「片隅にいる私たちの創造展」より転載)