ある連絡を受け取りました。「通信制サポート校は学校ではないので、不登校経験者の進路としてはふさわしいとは思えない」というほどの趣旨です。
また「通信制高校の多くは教育機関としては問題が多いのではないでしょうか」というものもありました。
「中学校を生徒が来やすい学校にすることを中心に教育環境づくりを目指すべきであって、学習塾、適応指導教室、フリースクールなどの情報提供という方法で活動を支援するのは筋違いではないでしょうか」という指摘をされた人もいます。
それぞれ何かの問題点を感じて、提起をされているものと受けとめています。
不登校情報センターが学校・教育機関などを紹介する「情報提供の基準」は、「生徒にとっての最善の利益」のためです。一人ひとり様子の異なる生徒にとって、いろいろな対応方法が必要です。生徒に選択できるものを幅広く情報として提供することが目的です。
こう考えるようになった一つのきっかけがあります。かなり以前に私(松田)が、このような学校の情報提供として取り組みを始めたころです。一つの意見を聞きました。その人は当時ある全日制高校の学校長でした。
こう言われたのです。「生徒のために必要なら、決められた枠を可能な限り外してやっていきたい」。
すばらしい教育宣言ではないでしょうか。学校の形ではない、制度を固守することでもない、最低限の基準を守り、あとは生徒の様子によるというのです。
私はそれを「生徒にとっての最善の利益」とすることにしたのです。
「スクールガイド」ページの学校紹介、「学校の案内書・パンフ」ページなどはこのような視点から生み出されたものです。
教育機関として不十分なところ、なかには合格点に満たないところもあるかもしれません。
それらがどうなるのかは利用者により経過の中で判断されるととらえています。