「引きこもり 抜けるには」の見出しで、『東京新聞』10月9日付け号に16日「引きこもりを抜ける仕事づくり・体験発表会」の告知記事が掲載されました。
ベタ記事ではなく、やや取材記事的になっています。
「引きこもりの状態から社会参加に至るまでの道筋を考える『引きこもりを抜ける仕事づくり』体験発表会が16日午後1時から、東京都渋谷区の私立代々木高校で開かれる。NPO法人不登校情報センターなど主催。
引きこもり経験者の中には、組織で働くことが苦手でも、一対一で顧客と接する仕事を始めた人たちがいる。実際にメークや整体の仕事をしている三十代の経験者が自分の体験を発表。編み物指導やパソコン修理の仕事に就いている人たちの事例も紹介する。
また、こうした経験者が仕事の一環などで訪問することで、現在、引きこもり状態にある人たちが安心して]人間関係を築き、次のステップを踏み出せるようにする方法も模索する。相談会や、引きこもりの当事者たちの作品の販売もある。
参加費五百円(当事者は無料)。連絡先は同センター=電03(3654)0181」。
集会イベントを紹介する記事の書き方の勉強になります。
日別アーカイブ: 2011年10月9日
きょうは「新小岩親の会」でした
10月9日は「新小岩親の会」の日です。
親4名と当事者3名の参加です。
親の参加が極端に少なくなっています。そのぶん一人ひとりの状態から綿密な状況を考えることができます。
おおよそこのような状況が数か月続いています。たぶんしばらくこの状況は続くでしょう。
予測としては親だけが関わり、当事者は不登校情報センターに関わらない形は継続しないように思います。やはり当事者との何らかの関わりを持てることがカギになります。
来月は11月13日午後1時から。毎月第2日曜日に引きこもりの親の会は開いています。
きょうは終了後に「ひきこもりと親との関係に関する、グループインタビュー」の予定があり、当事者2名が加わり、インタビューに参加したのは8名です。これはKAさんの卒業論文のためのものです。グループインタビューが終わったところでKAさんに聞くとかなりよかったようです。卒業論文の要旨はそのうち『ひきコミ』に載せられそうです。
訪問サポート活動説明会を企画
不登校情報センター訪問サポート部門トカネット主催による活動説明会を開きます。
*十代の不登校・引きこもりの人へは学生のメンタルフレンド活動。目標は子どもの状況により、学校復帰、進学、遊びのなかで人と関わる力をつける、社会生活へのきっかけづくり、生活に刺激を与える、活動エネルギーを高める、居場所・友達づくり…です。
*20代・30代の引きこもりの人へは社会参加支援。
一緒に動いてみる(買い物、カラオケ、居酒屋、散歩、床屋、病院など)、チラシ配りなどのバイトを一緒にする、話し相手、不登校情報センターの作業に誘う、社会生活のきっかけづくり…。
日時=2011年11月6日(日)午後1時~4時30分。
会場=葛飾区新小岩地区センター(JR総武線「新小岩」南口8分)。
参加費=1家族500円。
連絡・予約先=090-4953-6033、tokanet1998-lucky-chance@docomo.ne.jp