9月以降不登校情報センターが主催者として関わった集会方のイベントがすべて成功してきました。内容面では、そうたいしたことがないとしても、このような取り組みを継続している所はそうはありません。続けられるのであれば社会的な意味はあると思います。
成功というのは継続の条件になる参加者数をある程度以上確保してきたという意味になります。
しかし、その動員力に関してはまだもろいことが露呈したともいえます。特に後半の3つの取り組みは新聞告知に依存したことが明確です。
10月16日の「仕事づくり体験発表」は東京新聞に、11月6日の「訪問サポート体験発表会」は読売新聞に、11月20日の「職業体験発表会」は朝日新聞による事実上の告知記事によって参加者動員ができたといっていいでしょう。
前半の進路相談会の2つはもう少し複雑です。主催者が複数であり、いろいろな学校・団体が協力しました。それでも新聞告知の役割を否定することはできません。
問題は新聞社が、もっと言えば新聞記者がそこに関心を寄せてくれたというイベントの性格があります。これは私たちには左右できないものです。事の成り行き上この時点でこの取り組みをするしかないからです。後は多少に技術的なことにとどまります。
新聞社が告知報道に関与している間に、独自のそれなりの告知機能を持ちたいものです。