関西にあるあるサポート校からの連絡がありました。不登校情報センターの取り組みに参加したいという申込みです。電話のやりとりでその話が終わったあと、その人が「話がぜんぜん違うのですが、松田さんは以前に◇△出版社にいたのではありませんか?」と問いかけてきました。
私が「そうです」というと、「いま名前が違っていますが、以前に○▽にいた☆ですが、覚えていますか?」。もう30年近く前のことですが私にはすぐにわかりました。
長い月日の間のことを話せる時間はありませんが、その先生には出版社時代に何度か原稿の執筆を依頼したことがあります。年齢は私よりも少し下のはずです。私の出版社時代の関心は、“落ちこぼれ”とか“非行”とか人間教育の原点になるようなことに関心を持っていました。その延長がいまの不登校・登校拒否の問題につづいたのです。
私のこのような関心や教育課題に共感していた教師は多くいました。いやそういう教育課題に関心を持つ教師がいたからこそ私の関心は生まれたのかもしれません。☆先生もそういう教師のひとりでした。闘いを続けている教師はいる、電話を終えた後も心強く思いました。年末のうれしい便りでした。