『ひきこもりの問題を抱かえる家族を支援するためのハンドブックー民生委員・児童委員向け』というやたらと長い名前のパンフレットが届きました。発行は東京都青少年・治安対策本部青少年課、“治安対策”という言葉がじゃまな機関からの贈り物です。
A5版36ページ、コンパクトにまとまっています。これを3冊送ってもらいました。
2冊を希望者にお送りいたします。送料受取人払いにしてください。
日別アーカイブ: 2012年2月25日
サドベリースクールとは
独特のキャラクターで訪問サポートをしているKt君が「湘南サドベリースクール」のリーフレットを持ってきました。何なの関係をしているようです。関心のある人に配って欲しいと渡されたリーフレットです。
サドベリースクールはフリースクールともオルタナティブスクールともいわれるところです。
実は日本でいうフリースクールは、発祥の地の欧米とは意味が少し違います。
「フリースクールと学習塾(説明)」 (『自分の学校ー不登校・中退からの進学ガイド』イカロス出版、1999年)で、私はこう書きました。
「フリースクールが不登校のための教育機関の様相を示しているのが日本の特色です。
欧米では、フリースクールは認可された小学校・中学校ですが、日本では認可外の教育機関」です。
サドベリースクールと名乗るところは、日本に数か所あります。私の知る範囲では、いずれも本来の欧米型のフリースクールを目標にしているようです。そこを意識しているようで、不登校生を受け入れるというのをアピールしていないと思います。少しわかりづらいのでしょうが、いずれその意味も明確になる時期が来るように思います。
電車内で席を譲られる
「新小岩」駅から乗った電車は混んでいました。
乗ってすぐに右側に行き座席の前に立つと、2人の学生らしい女の子がそろって席を立ち譲ろうとしています。
「ありがとう」といって座り、新聞を広げます。
「秋葉原」までその2人はすぐ前あたりに立ってなにやら話し続けています。
電車を降りるときも「ありがとう」というと、はにかんだような表情をしています。
これまでも電車内で席を譲られることがたまにあります。
そのときはあっさりと座らせてもらうことにしています。
もし座るのを断ったら、譲ろうとした方も座っていづらいと思うからです。
ちょっとした勇気だけではなく譲る方もそんなリスクを負っているのです。
こんなときには遠慮をしないで座るのが“親切返し”になるのではないでしょうか。