小規模でも最善の想造展をめざす

想造展の準備会をしました。参加者は1名でした。
今回の想造展の規模がほぼ見当のつくものになりました。出展者は10名未満で出展作品は20~30作品の小規模なものです。これを現実条件として小規模なりによく準備し最善のものにしたい気持ちです。創作活動をする人にはこれからの2週間余を有効に使い、出展にこぎつけてください。できれば4月30日に不登校情報センターに送るか、持参してください。会場に当日持参もありです。
会場は新小岩地区センターの3階の2つの会議室です。小さいほうを展示会場にし、まとまりのあるものにします。
大きな会議室は「大人の引きこもりの社会参加を考える」シンポジウムをします。比重からいくとこちらが重点になるのは避けられそうもありません。

なぜ想造展からの退潮が表われたのか。これを必ずしも偶然ではないと思います。不登校情報センターの力がないとか、偶然に関心が低くなった人が多いという個人的な事情を超えた背景です。まだはっきりしたことはいえませんがある人が「そんなことをやっている場合じゃない」と言ったのが印象的です。それが背景と結びつく言葉か、それともまた別の背景が浮かび上がってくるのか、ここは注目です。
昨年は、引きこもり経験者の社会参加のしかたとして「対個人サービス業」が浮かんできたと評価しました。それも同じように共通の背景を感じます。その反対面では創作活動からの退潮があったと、これはさしあたりの現象として言えることです。それらをよく観察していく時期になったようです。
時代の変化はこのような微かなことの中にも現われます。私はかなり以前からそのような微かな変化をいろいろな局面で感じ取ってきました。引きこもりの人たちの動きは数年毎にどこかの場面でかなり明瞭に現われます。
しかし、最近の傾向は引きこもりを含むはるかに多くの人たちの動きの一部のように見えるのです。本物の時代の変化なのでしょうか。

サイトに情報を載せたい方たちへ

不登校情報センターのサイトに団体・グループを掲載し紹介したい、講演会などもイベントを載せたいなどの連絡をよく受け取るようになりました。
情報提供サイトとしての機能が高まっているとうけとめています。
具体的にサイトのどの部分に、どのように載せられるのかがイメージできなくて申し出に困っている方もいるように思います。そのようなときには次の方法があります。
(1)「情報・広告の掲載」ページを参照してください。
(2)それでも何をどうすればいいのかとらえがたいこともあると思います。そのときは事情を具体的に書いてメール(open@futoko.co.jp)、FAX(03-3654-0979)
などでお送りください。
新しく掲載するページをつくる、既存のページを拡張するなども含めて対応していきます。「情報・広告の掲載」ページにまとめたものの多くはそのような経過の中から生まれたものです。
情報集め・サイト制作の初めは不登校をテーマにしました。そのあと引きこもりが加わり、発達障害も加わりました。いまはこの3つに関することが中核のテーマです。無制限に広げることはできませんが、必須の関連事情があれば広げなくてはなりません。
同時にそれ以上に、不登校、引きこもり、発達障害に関する多様な奥行きを情報紹介として探求する課題は残されています。自分の団体やグループに属することをこの不登校情報センターに掲載・紹介して欲しいという要請は、それを教えていただく機会になっています。よろしくお願いいたします。