40代の引きこもりから抜け出そうとしている人の居場所みたいなところがあるといいですね、ということを聞きます。今日もそんな問い合わせがありました。
もしかしたら不登校情報センターはそのような面があるのかもしれません。現にそういう人はいるからです。しかし、40代以上の人なら誰でも、いやかなりの人がなじめる場所かどうかはわかりません。
このことは40代に限らずあらゆる年代に共通するのでしょうか、特に年齢が高くなるほどこの要素は高くなると推測できます。
実際に来ている人を見ると、パソコンによる作業をしています。ネット検索をしています。誰か話あえる人がいれば雑談をしています。ぼんやり過ごすこともあると思います。
内容やテンポはそれぞれの人の調子によりますし、休み時間の配分や長さも決まっていません。
もっぱら休憩のために来ている人もいるように思います。
支援者が固定的について相手になることはほとんどありません。
逆に他の人を拘束するようなものでない限り、何をしても止められることもありません。
40代の人で行き先、居場所がほしいという人がいたら、一度相談に来てください。
一人でもいいし、家族と一緒でもいいです。
何ができそうか、探しに来てください。
日別アーカイブ: 2012年5月27日
ペーパービーズのストラップ
碌さんが想造展に出展した作品を当日はあれこれに追われてほとんど見ていなかったので、新作を持ってきてもらいました。
どう表現すればいいのかわかりませんが、18×25cm大の「とっても細かい…」といっていた作品です(4月30日「何かやってる碌さんの出展新作」)。
それと一緒にペーパービーズの新作を持ってきました。
ペーパービーズの部品は幅数ミリの小さなものです。これを30個くらい球状に組み合わせ、そのなかに鈴を入れたものです。これを仮にストラップとしますと、ストラップ3個とその部品になるペーパービーズ2種類をそれぞれ2、30個です。
さっそく「買いたい」の声も出ましたが、試作品として制作者の募集をし、改善方法を考えるための見本にすることにしました。
そのうち「ネットショップ」ができれば、お見せできるでしょう。
ペーパービーズ制作するメンバーが生まれればいいのですがどうでしょうか。
チャレンジスクールの苦慮?!
東京都のチャレンジスクール(昼間定時制高校)の人から意見を聞きました。
今年度の入学希望者は前期・後期とも2、3倍の高率でした。
チャレンジスクール設立の目的は不登校生を受入れることでした。
それが年々変化してきているようです。
学力試験はないので、不登校ではなく元気はあるけれども学力の低い生徒の入学希望者が多くなり、本来の目的から遠ざけられているというのです。
これが受入れる側のチャレンジスクールでも意識され、対応に苦慮されているようでした。
私は3月21日に「チャレンジスクールが示すもの」で指摘していたことが高校側でも考えられていたことで少し安心しました。
とはいえ、どう対処するのかが確立しない限り、事態は改善しません。
“元気はあるけれども学力の低い生徒”のなかには非行系の生徒がいます。
そういう生徒をどう指導するのかはそれとして考えなくてはなりません。
彼ら彼女らへの適切な教育方法が必要です。
いずれ両者は統合されるものですが、当面はチャレンジスクールの不登校対応という目的を見失わせるものになっています。
「不登校・中退生の受け入れ」を拡充させようとしてきた者として効果的な対処を期待したいところです。
ロックバンド演奏会に行く
昨夜は、ロックバンドの演奏会というのに行きました。
2月か3月に開かれた都内の「オヤジバンド」大会に息子の洋平が加わるバンドグループが準グランプリになり、グランプリを獲得したバンドの誘いによる6、7グループの合同演奏会でした。
洋平(28歳)のバンドはもう10年近く前に一度のぞいたことがありますが、そのときはうるさい音だけの記憶しかありません。
今回も似たようなものかと思いましたが、私にとっても少し聞けるレベルになっていました。
ロックバンドといいましたが、いろいろな傾向があります。
オヤジバンドグループは50代60代かもしれませんが、若いグループもいました。
1人でギターを演奏した人も混じっていまいた。
6時45分から9時までが演奏会。その後にセッションというのがありこれは11時まで続くのですが10時に退出しました。セッションでは「チキン」というのをかなり長く繰り返して、演奏メンバーが交代するやり方です。
優勝したバンドグループのチーフと思しき人が、わざわざ見送りに出てくれました。
「これからもよろしくお願いします」といって別れました。