文通コーナーがあり、かなり多くの方がこのページに関心をもたれています。
「センター便り」の中では“メンタル文通”としたように、通常の文通とはかなり違った様相です。それだけに難しい面があり、文通が継続しづらいのが実情です。
昨日も遠方から問い合わせが入り事情を説明しました。その話のなかで改善の糸口が一つえられたように思います。その方も文通ボランティアとして協力できることはないかとの問い合わせでした。手紙を書くのが好きというよりも、自分も中学校・高校時代に不登校に近い体験があり、それを生かしたいというのです。
手紙で悩んでいる人を応援しますというのではなく、私の経験したことを伝えたい役立てたいのです。助言者や先輩として文通ボランティアをするのではなく、同じような苦しい体験をした一人として、自分の体験を生かしたいのです。
この方にはその意味で自分の体験したことを書いていただきその上で「このような私と文通しませんか」という呼びかけをしてもらうことにしました。“メンタル文通”というのはそんな文通になるように思いました。文通に関心をもたれる方、文通ボランティアを希望される人にもこれを一つの参考にして、「自分はこのような経験をしました、そんな私と文通をしてみませんか」という形で協力をしていただければ一つ道ができるように思います。