11月25日はかつしか区民大学講座になった「学校が苦しいこと子どもたちからのメッセージ」の1つ「LD・ADHDを擬似体験」をする講座です。7、8人に別れた8グループができました。予約受けつけの時点でグループはできていましたのでスムーズでした。
映像が出てきて背景に木が立っていて、画像の前を簡単なたし算、ひき算の式が流れます。その数字を見て計算しているうちに、映像は終了します。質問されたのは「背景の木は何本でしたか?」となりますが、数えてはいません。同時に2つの作業はできないことを実体験したわけです。こういう経験を子どもはしていて「がんばれ!」と激励され、親や教師はそれを子どもに要求しています。教材は実感できるように際立てています。擬似体験の教材はかなり開発されているようです。アスペルガー障害の疑似体験教材も見たいと思いますが、学習障害(LD)の教材づくりよりも難しいかもしれません。
後であるお母さんが「子どもにこんなことをしていたのですね」と感想を述べていました。
講座は会場の最寄り駅「金町」を通る千代田線に事故があって参加者は遅れ気味でした。5分遅れでスタート。出席者は子どもに発達障害らしき子どものいる親、教師や支援者の参加が多かったです。私はDグループに参加したのですが、Dグループには学童保育の指導員がいました。
“実行委員”でもあり、うっかりするとグループのリーダー役になりかねません。自己紹介の後、Aさんに司会を、Bさんに書記を頼んでうまく一員に落ち着きました。