第4回不登校の子どもへの対応:ミニセミナー&質疑応答の会の参加者は2名です。都内の中2の男子のお母さんは、以前に別の進路相談会に来たときに顔を合わせたことがある方。「ポラリス通信」を送っていましたのでそれを見て参加しました。もう一人の髙2男子のお母さんは前回も出席です。午後1時から4時前まで、いろいろな状況が出され、田中登志道さんと私で答えました。
回答者2人で微妙にニュアンスが違うと思ったことは、「人と会う」チャンスのつくり方のところでしょう。田中さんはストレスのかかる攻撃を受けて傷つかないことをより大事にしたいと考えて、家で一人なにかをしていても安心できる環境を優先しました。私は安心できる生活の中で、人と会う機会をどうつくるのかの工夫をより重視していることを感じました。
家族旅行について、何かの本にあまりお勧めではないということが書いてあったがどうですか、という質問がありました。
私は、しばらく外出をしていない人は外出をすると外の人に気遣うエネルギーのために消耗が激しく、家に戻るとぐったりする状態はよく見られること、それに慣れることに従い疲れ加減が減っていきいつの間にかそれほど疲れなくなるようになるものという、これまでの事例から、家族旅行自体は反対ではないと答えました。田中さんはそれに加えて、参加するかどうかは本人の気持ちや判断によったほうがいい点を指摘してくれました。
子どもさんのいろいろな状態をどう考える、どうする、どうしないを話し合った感じです。
次の第5回は2月9日(第2土曜日)午後1時からです。予約制ですので参加希望者は〔090-4953-6033 藤原〕までお願いします。