支援団体によるサイト利用案内

13歳からの海外留学を支援する団体から連絡をいただきました。
ご自身が教師をしていた経験から、海外留学という学校以外での不登校対応が効果的と考えてすすめている事業です。不登校情報センターには次のような趣旨の依頼がありました。
「現在高校留学を検討する学生さんがいらっしゃればご相談頂けないでしょうか。弊社では親御様や学生から直接メールやスカイプなどを通して相談をお受けすることも可能です。」

不登校応報センターの取り組みの本旨は、多くのさまざまな学校や支援団体の情報を広くお知らせすることです。閲覧した人それぞれが評価し判断し選択できる情報を提供することです。個別の学校や支援団体に仲介や斡旋はしていません(個別の相談を受けるなかでこれがいいと確信する場合の特例はあります)。
そういうわけで、この留学支援団体にはサイトへの情報提供を提案させていただきました。情報提供の内容は奥深く用意しているのですが、全体として十分に活用されてはいません。しかし、入り口レベルでは幅広くできましたので多くの支援者、支援団体にご活用をお願いしているところです。
これが情報センターの活動スタイルになります。

白石智彦が2点の油絵を持参

白石智彦さんが「自由のかべ」と「父への愛」という2点の油絵を持ってきました。
先日は清水亨桐さんが「地蔵菩薩像」と「狐像」という2点の写真を持ってきました。
いずれも5月6日の第6回想造展への出典作品です。
あと1週間に迫ったところでいろいろな作品が揃いつつあります。

連休中も曜日ごとのスケジュールは特に変わらず、想造展の準備もしています。作品を発表したい方は持ってきてください。

製本教室の2回目を終えて

2回目の製本教室は『中年ひきこもり』の制作をしました。
参加者は3名です。
始めにホチキス留め、次に製本テープ、最後に印刷された用紙の帳合とそのホチキス留め、という順に作業をしてみました。
実質1時間半ですが、最後は少し疲れたようです。かなりの集中力を要しますから、なれないうちは疲れて当然のところがあります。
自作の作品集であれば、また違った感じになると思うのですが、こればかりはどうしようもありません。
製本のし残しもありますし、もう1冊を作ることになるかもしれません。次の日曜日を一応第3回目の製本教室にしますが、もしかしたら5月6日の想造展の会場の1画を製本教室にするのがいいかもしれません。少し様子を見ましょう。
できれば製本教室を継続したいところですが、今の様子では難しいです。よほど自家制作の本が売れていくか、複数の人が自分の作品集を作るためにもってくるか、何かのことが起こらなければ継続はしないように思います。

以前の文通者との文通再開

1通の手紙を受け取りました。
10年近く前に数人と文通をしていました。それらの人との関係はとだえ数年はしました。最近はすっかり話をする相手がいなくなり、以前に文通をしていた人たちとの文通を復活したい。それについて情報センターで以前に私と文通していた人の連絡先はわかりませんでしょうか。
こういう趣旨です。
名前と以前の住所(その人は転居していました)を確認し、また以前に文通していた人の名前やペンネーム、所在地などを思い出す範囲で教えていただくように依頼しました。
情報センターのこういう資料管理はかなりのものですが、それでも何度か資料整理を繰り返しているので、確実に見つけ出す自信はありません。
情報センターの文通は双方の実在を確認していますので、そこを尋ねてこられたのです。文通関係の入った箱からいくつかの束を引き出し、探していきます。まとまった探し時間はありませんでしたが、ようやく見つけました。
しかし問題はそれだけではありません。当人同士が実名で直接に文通のやりとりをしていたか、情報センター仲介の間接文通かの区別がいります。間接文通者も少数います。
こういう確認をして、以前の文通者の名前をお知らせすることが出来ました。

その後どうなるのかは今後によりますが、この人のやり方にはいくつか不十分さを感じます。
たぶん人間関係をそのときどきで切ってきたのでしょう。それを超える自分の今の状態を感じられないのです。
現在の状況にマッチした文通を始めるのがいいのです。相手との思い出がさほどあるとは思えないのにそこから出発をしようとしています。
文通に唯一の正しい始め方や止め方があるとは思いませんが、無理筋のやり方になると感じます。それでも情報センターはできることはするつもりですが…。

訪問活動の発表者が決定

訪問サポート活動発表&第6回想造展(5月6日)での訪問サポート活動の発表者が決まりました。
訪問サポートの側はGくんとMくんの2人、訪問サポートを受けた側はDくんです。実名を発表する了解を得ていませんが、当日は発表できるかもしれません。
はっきり言ってこれだけ揃うと貴重な機会になります。ぜひ多くの方に来ていただきたいです。引きこもりへの訪問サポート活動を進めようとしている厚労省の担当者にも来ていただきたいレベルになるでしょう。

事務作業は5名が参加

事務作業グループは新しく1名加わり、今日は5名が参加しました。
この日に実際に取り組む作業内容とは別に、更新依頼に応えて返ってきた回答を実例にどういう状況があるのかを考える時間を持ちました。これからも実例を元に、不登校、引きこもりをめぐって生じている様々な事情を見ていく機会にしようと思います。
掲載情報の更新FAXが届かなかった「未達団体」の調査も進行しています。この調査は「未達団体」だけでなく、私たちがまだ知らない支援団体を探す方法に発展させていく可能性があります。

また金曜日は終了後の4時ころから、1時間程度のパソコン教室をすることにしました。2名が参加しそうです。

連休中に手作り本の製本教室

井下真由美さんの『少女まんがに描かれた母親像―その問題と答えをさぐる』のパンフレットを完成させました。A5版48ページ、定価300円+税、送料含めて400円で販売します。(ISBN4 902233-85-1)。
5月6日に「訪問サポート活動発表&第6回想造展」に新たに展示・販売する3作目の自家制手作り本になります。
予定ではもう一冊『訪問サポート活動Q&A』が出来るはずなのですが、トカネット代表の藤原さんのご家族の関係で余裕を持って手がつけられない状況になっています。もしかしたらギリギリか間に合わないかもしれません(?)。

この本の制作が不明瞭なので、連休中に2回製本教室を予定します。
それも含めて、明日から連休明けまでの情報センターの予定をお知らせします。祝日に関係なく通常のスケジュールなのですが…。
4月26日(金) 通常スペース(パソコン作業)、事務作業グループ。
4月27日(土) 通常スペース(パソコン作業)。
4月28日(日) 製本教室(午後1時から2時間程度)、新作の3点を印刷・製本します。
4月29日(月・祝) スペース休み。
4月30日(火) 通常スペース(パソコン作業)。
5月1日(水) 通常スペース(パソコン作業)、事務作業グループ。
5月2日(木)  スペース休み。
5月3日(金・祝)  通常スペース(パソコン作業)、事務作業グループ。
5月4日(土・祝)  通常スペース(パソコン作業)。
5月5日(日・祝)  製本教室(午後1時から2時間程度)。
5月6日(月・振替え休)  訪問サポート活動発表&第6回想造展(新小岩地区センター3F会議室)。設営を含む応援をお願いします(午前11時くらいにセンターに集合)。
5月7日(火)  通常スペース(パソコン作業)。
5月8日(水)  通常スペース(パソコン作業)、事務作業グループ、金子さんカウンセリング日。

未掲載団体へのFAX依頼

本日の事務グループの作業はまた新しい分野に取り組みました。
不登校生等を受け入れているサポート校・フリースクール・学習塾で、まだ単独の紹介ページをつくっていないところに、情報の提供を依頼するFAX送信です。未掲載の所への依頼作業です。
手元の資料は、おそらく500か所ぐらいの依頼先があります。同一の依頼文書を同時に30か所まで送るFAX機です。これを3人が交代で送信しました。
2時間の間に送信したのは4割ほどです。といってもFAXはメモリ(記憶内蔵)機能があるので、実際に送信が終了するのは夜9時ぐらいになるでしょう。
FAX終了後にきくと、ミスをしないための緊張感でこれまでよりは疲れたというのが多かったです。同時に多数への送信より、1件ごとのFAX送信が楽なのです。
これまで実施したFAX送信は、ネット上に掲載された整理されたものを処理する性格でした。今回はより輪郭のはっきりしないものを対象に、情報としてまとめようとする方向になります。送信先の1件1件がより不揃いなのです。
そうは言っても、約500件にはそれなりの共通性もあります。学校や支援団体が広がり、いろいろな分野の人や組織が関わるなかで情報を集め、あるまとまりをつくる視点からすれば、まだ半分程度の複雑性といえるでしょう。
1つ1つの作業過程を経験し、感覚として把握します。そのほうが頭で理解するよりも事態がわかるでしょう。事務作業として経験することはまだ他にもあります。そのつど事態を見るアングルはふえます。事務作業から入り状態認識に至るのです。急がず止まらずに進みます。

タケノコ茹でに初挑戦

千葉に在住のKさんからタケノコを送っていただきました。
全部で15本あります。このまま置いておくよりは一度茹でておいたほうがよいと思い、スーパーでヌカを買ってきました。
事務所内にいた男衆3人で皮をむきます。むいた皮は意外と多く、送ってもらった段ボール箱に2杯分になります。むいた皮はビニール袋に入れ替えてゴミに出します。
さいわい大きな鍋があります。そこに皮をむいたタケノコ、ヌカ、そして水を入れて茹でることにしました。しばらくして湯が沸騰します。熱を通し始めて1時間ほどして箸でつつくと、どうやら煮えたようです。
小ぶりのタケノコを水洗いして、試食。思った以上の出来です。初めてのタケノコ茹でにしてはまずまずでしょう。使用したヌカをそのまま水道に流すと、水づまりの原因になると教えてくれる人もいて、これは別処理になります。
あとの料理は出来ませんので、お任せになります。臨時食事会になりそうです。よろしく。

創造展・訪問発表会の準備

訪問サポート発表会&想造展(5月6日)が2週間後に迫りました。その準備状況です。
(1)想造展への出展者は2名から申し出がありました。受付は続けていますので、出展を考えてください。
これに太田勝己作品が加わります。太田勝己作品をどう出すのかはある程度考えていますが、当日の展示要員がはっきりしていなくて、最終を決めかねています。
(2)作品集等を自家制冊子にする準備も思いのほか遅れています。GW中が忙しくなるのかもしれません。焦ってもしようがないので納得いくやり方ですすめています。
(3)訪問サポート発表会は、訪問を受けた人の発表者は決まりました、訪問をした人の発表者がまだ確定していません。
参加者数は未定です。宣伝広報活動に力を入れています。参加よびかけにご協力をお願いします。
(4)当日の応援をお願いします。受付、展示の設営、本などの販売、机・椅子を並べる会場づくりなどです。