広域通信制高校について話す

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事務作業グループでは広域通信制高校についてレクチャーをしました。このグループ外の人にも参加してもらいました。
事務作業グループは学校や支援団体の情報収集とそのやり取りの記録や管理を中心にします。その周辺事情としてこれまでも学校や支援団体についていくつかを説明してきました。それぞれ1回の説明で終わるわけではありません。情報収集の作業を通してわかったことを話し、次の作業の目標を決めるためです。
それを繰り返すうちにこれは事務作業メンバー以外の人が聞いてもいいと思い、今回参加してもらったのです。
通信制高校とはどういうものかーレポート提出、スクーリング、テストが柱ですが、元は自学自習によるものでした。
不登校生や中退生が多くなるなかで、スクーリング(登校)が少ない、通信制高校の制度が生かされ、いろいろな試みがされてきました。
今日では通学型の通信制高校など、全日制高校に近い、その規制緩和されたような通信制高校が多く生まれています。また周囲には通信制サポート校が多数あります。
これらを中心的に推進しているのは広域通信制高校です。
不登校・中退生への対応としては先駆的な役割をしているところもありますし、他方では高校らしさがなくなったといわれる学校もあります。評価は分かれますが、5000校近くの全日制高校の大多数が無策であるのに対して、この評価はなされるべきであろうと思います。
高校が変わったという象徴は、いままでのところ広域通信制高校がもっとも典型的です。東大に何人進学したかというよりは、不登校生を何人受け入れ、何人が卒業したのかが大事な基準です。卒業生の半数が無業者にとどまっているとしても、この時期の不登校の青少年に対応しているのは進学校よりも通信制高校なのです。
そういう事情を今日は話しました。

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