猫力ってどうですか?

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どうやら“猫力”(ねこりょく)を仮の言葉とすることに納まりました。
はじめはSくんが言った半ば冗談です。「“支援”の次に使われるような言葉は猫(ねこ)ではないですか?」といったわけです。
確かに支援というのは、する側にしては勘違いを起こさせやすい言葉です。される側には「そんなことはされたくないよ」と思わせます。
その支援という言葉が広がる、というよりははびこっているのは耳障りです。困ったことに支援を使わないと何をしているのかが伝わらない、わかってもらえない壁ができています。ときには自分から支援、支援者という言葉を使わなくてはならないハメになります。

Sくんと話した前段は、ある団体がホームレスの人が家を借りるときに保証人になった、ということです。そこには支援という意識はなかったのかもしれません。必要というか、可能な方法ぐらいではないですか?
このまた前段には、不登校情報センターが事を始めたのは支援と違うことです。情報を提供しようという意識はありますが、支援する意識はなかったはずです。必要と思えることで、自分にできること・できそうなことをしたのです。
それが支援します、困った人がいたら助けます、と考える人が押し寄せてきて、立派なことをしているという雰囲気をつくりあげました。それが支援という言葉をうさんくさい物にしました。

Sくんがいった猫とはこの脈絡からでています。確かに猫は押し付けがましくはないし、上から目線にはなりません。居るだけで癒す力があるし、話をしても妙な反論もしてきません。いろんな人が猫に惹かれ、猫になびいています。支援という言葉が持つイヤなものがついていません。
さて、「支援の次は猫!」と喝破しても、意味不明になるのが困ったことです。隣りにいたFさんが「猫力ってどうですか?」と出してきて、かなりいいので仮の言葉にした事の顛末です。猫、猫力は活動分類というよりはスタンスですね。……お後がよろしいようで。

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