居場所をどう使うのかを計画

事務所移転にあわせて今後の活動内容やスタイルのいくつかの点で話しています。
特に引きこもり当事者の居場所、およびワークスペースに関しては大事なテーマです。
私は、いろいろなレベルの取り組みをそれぞれ数人単位でつくっていくのがいいと思います。
サイト制作関連、事務作業グループが継続しています。数人が仕事づくりをめざしています。訪問サポートをできる人の活動機会が増えればいいと思います。
食事会、近郊の博物館等への見学会をときどき企画しています。これに仕事体験交流などのミニサイズの発表会などを開くのがいいでしょう。できればマージャンや将棋をする人の集まり、製本作業などもときどき発生するといいです。
消滅したかのような創作活動も何かの動きがあればいいのですが…。
事務所の移転は7月中になります。そのあとで新事務所のお披露目をかねてこれらを順次呼びかけていくつもりです。

状態に即した実践的な学習

7月15日の「大人の引きこもりを考える教室」では、引きこもりの状態の段階表に基づき(7月11日の「引きこもり支援に問合せ内容」をさらに改善したもの)、それぞれの子どもの状態判断と課題(テーマ)を話し合いました。
参加した親には引きこもりの女性が4名、男性が5名います。一人ひとりの状態を話す中で共通点や似ていること、個別の特長や似ていないこと、参考になりそうな実例は詳しく話していただくようにしました。家から出る・どんなときに出る・どこに行く、父親との会話・母親との会話があるのかないのか・どういう内容なのか、それらがベースになる意見交流的な、実践的な学習会です。
次回は8月10日、第2日曜日、移転先の新事務所で開くことになります。