郵便物の差出人名が不登校情報センターの名称であると不都合と思う人は少なからずいます。そのために、不登校情報センターはかなり前から進路就職研究会、あゆみ書店を封筒に印刷しています。
そのうち進路就職研究会は郵便振替口座を作っています。今回はこの進路就職研究会の郵便振替口座に関する出来事を紹介します。
進路就職研究会の郵便振替口座を初めて作ったのは、1996、7年ごろです。そのころは申し出により支障なく郵便口座は開設されました。2001年に新小岩に移転したとき、口座開設郵便局を新小岩駅前局に移しました。記憶では支障なく手続きをしました。
そのあと新小岩駅前局の口座開設は変わらなかったのですが、2005年に事務所住所が新小岩の中で変わりました。この住所変更を申し出たとき、進路就職研究会の会則の提示を求められました。そのとき提出した会則は郵便振替口座にとっては不十分だったらしく、受け付けてもらえませんでした。しかし、口座運用においては何の支障もなかったのでそのままにしました。
今回の葛飾区新小岩から江戸川区平井への移転でこうはいきません。進路就職研究会の規約(会則ではなく!)を作りなおしました。要件を満たすものにしたのです。
私の関わったことよりも、なぜ郵便振替の扱いがこのように変化したのかが重要です。おそらく本来の目的外利用や悪用される事態が生まれたためでしょう。通常の商業目的に利用されないための歯止めをかけたのかもしれません。銀行口座に代わる預金口座として利用されるのを防ぐためかもしれません(口座残高に関わらず利息はつきませんが)。郵政の民営化も関係していると思います。銀行業務との区別を明確にしたためと思います。