ある就労支援団体の様子が情報センターと似ている点

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - ある就労支援団体の様子が情報センターと似ている点
Facebook にシェア
[`google_buzz` not found]
[`yahoo` not found]
[`livedoor` not found]
[`friendfeed` not found]

昨日の夕刻にHくんが突然姿を見せました。次に行く予定があり、短時間の立ち寄りです。Hくんはサポートステーションに通い、その一方就職活動もしています。
サポートステーション通いとはいえ、実際にはそこから紹介をうけた場所で訓練を受けています。訓練生というところです。パソコンを使う作業をしながら技術取得をめざしています。この場所を仮称「ポラネ」として、ポラネの話をききました。
Hくんが言うには仮称「ポラネ」は不登校情報センターと似ているとのことです。似ているのは、①訓練生が「立ち止まるのを“よし”としている点」、②その人が好きなことを仕事に勧めようとしていること、の2点です。
不登校情報センターがそうしているのかといえば、そうなるしかなかったというのがより正確でしょう。それ以外には成り立たないとも思います。
仮称「ポラネ」にはHくんの予想ですが30人ぐらいいて、定期的に来るのは3、4名がレギュラー的といいます。人材不足気味です。朝の10時から夜の8時の間の来られる時間に来て作業をしながら教えてもらいます。Hくんは技術を身につけることが目標です。最初はよく通っていましたが、いまは2週間に1回ぐらいで、1日4~5時間いきます。
「バイト料というか作業費は?」と聞くと“ない”とのことです。行政からの援助資金は出ているのでしょうが、運営資金は出ても、訓練生の作業費は出ないというのは現実でしょう。Hくんはここが不登校情報センターとは違うといっています。しかし私の認識では系統的な指導計画はないのですから大差はありません。
他のこの種の若者就労支援団体の様子を聞いても、全体として仮称「ポラネ」と似ています。訓練生の就職実績を強くアピールするところよりも、こういうところが訓練生というか若者の実情にそった対応をめざしていると思います。何らかの法則的な力が働いているのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください