不登校情報センターの情報紹介している「宿泊型フリースクール」をつくるNPOの代表者に会い、話をする機会がありました。生徒の状態を中心に話題はいろんな面に及んだのですが、最後に「不登校情報センターに出来そうなことは何ですか?」と聞きました。
そうすると「不登校情報センターが生徒募集で力を貸してくれたら、かなり集まるのではないですか」という返事がありました。
これに対する私の実感を答えました。「それは不登校情報センターの役割の買いかぶりです」。それは不登校や引きこもりの中心的な多数の生徒の状態を見誤っていると感じました。そういうことでは生徒は動かないし、不登校情報センターの役割とは違うと思いました。
そこで提案しました。「短期間の宿泊体験の計画をしませんか。その案内をするために説明会か相談会をするのはどうですか」。
それなら出来そうと判断されて、都内で説明会的なことを繰り返していくことになりました。具体化はこれからですが、不登校情報センターは「協賛者」として協力できそうです。
不登校情報センターは学校・支援団体の広報・告知の面でできることをするつもりです。生徒募集などの代行・肩代わりをするのではありません。しかし何ができるかは、話してみないとわからないものです。今回は比較的わかりやすい方法が見つかった気がします。