社会教育施設である公民館からの問い合わせへのお返事

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「いわゆる「底辺校」を出てうまく就職できずにアルバイトなどでしのいでいる若者のような像を中心に、引きこもり気味の子から転職を考えている若者までを想定」する連続講座が成功するように期待しています。
現実は通信制高校の卒業生の45%ぐらいは無業者といわれています。アルバイトをする若者は私からすればかなり行動的・社会参加の程度が高いと判断できます。社会教育施設としては可能なところから始めるわけで応援します。
この分野で進んでいますのは、私の知る限りでは杉並区社会教育センターです。10年以上の活動の蓄積があります。「しゃべりば」という定例的な居場所を続けています。私どもが協力して「不登校・中退者のための進路相談会」は年2回ひらき17回を重ねています。引きこもり等をテーマに講演会も年1、2回開き始めました。これらを社会教育センターの事業として民間のNPOなどと協力して続けています。
さて問い合わせの連続講座の対象になる若者に広報・接触できる場は、「あるのではなくつくるもの」というのが、当事者からの問い合わせを含めて私が施設・団体にも答えることです。既にあるかもしれません。しかし施設として頼っていけるだけのところはないでしょう。つくり育てるのが効果的ですし、社会的な有益度ははるかに高いからです。公民館という施設はそれを実行する面では相当に有利な条件を持っています。
不登校情報センターができる広報・宣伝活動はそれに比べると限られます。サイト内に公民館の紹介ページを作ります。連続講座の案内をお送りいただければサイトのイベント情報に載せます。サイト内に紹介情報を載せている学校や支援団体に連続講座のお知らせをすることができます。該当者の個人名簿はありますが外部に持ち出すことは非常識ですし、活用するには(郵送料などの)お金がかかりますのでお勧めではないでしょう。
以上、ご検討ください。

藤原宏美さんが書きました『独身・無職者のリアル』の本を読んで問い合わせがあり、代行して私が返事をした内容です(問い合わせてこられた公民館の固有名詞は伏せています)。

社会教育施設である公民館からの問い合わせへのお返事」への1件のフィードバック

  1. ご連絡ありがとうございます。いくつかのヒントをいただきました。
    通信制高校というのは私の頭から抜けていました。確か市内にも通信制の学習センターがあったように記憶しています。さっそく調べてコンタクトをとってみたいと思います。
    また、杉並区の先行事例についても勉強してみます。
    サイトに紹介ページを作っていただけるとのお言葉、感謝に堪えません。事業資料を添付します。何卒よろしくお願いいたします。
    本日は市内の私塾を訪れて、若者の現状について伺いながら事業のインフォメーションをしてまいりました。
    今後ともよろしくお願いいたします。

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