日曜日、雨上がりの昼下がり、外で子どもたちの声がする。
パタパタと走る音に合わせて聞こえる声に“おにごっこ”という声が混じっていたようだ。はて“おにごっこ”とは子ども世界から途絶えていなかったのか?
しばらくすると反対方向からまた声がする。道が辻になった建物の1階にいると、外の声がよく聞こえる。
この際と思って外に出ると、右側のほうから女の子が余裕を持って走ってくる。後ろからはかなり身長の低い女の子が、こちらは一生懸命に前を行く子を追いかけているらしい。さらにその後ろには男の子が2人歩きながらやってくる。どうやらこの2人は追いつかれたかつかまったらしい。
この場面はなんだったか? “かくれんぼ”のルールと“おにごっこ”のルールの違いをすっかり忘れているのに気がついた。“かくれんぼ”ではこのように追いかける場面はなかったかもしれない?
先を行く女の子が遠くに声をかけると、また1人が姿を現した。5人は“おにごっこ”に参加しているようだ。
下町の6メートルほどの幅のある道なので車もときおり通るところ、事故のないように祈りたい。いいものを見せてもらった。子ども世界に“おにごっこ”が続いているとはいい発見をした。
日曜日、子ども世界に続く“おにごっこ”を発見
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