「学校・支援団体の仕組みと対応例」を事務作業で準備

事務作業グループは、「学校・支援団体の仕組みと対応例」の前段階になる作業をしました。これまでにも学校等から送られてくる情報について特色のあるものをグループ内で紹介してきました。今回は送られてきた情報を全て調べ、特色を発見しようとするものです。今回調べた対象は約50件で、5月ころの入手情報です。というよりそれ以上はできませんでした。
作業が難しかったのか、おもしろかったのかはわかりませんが、私には大きな発見がありました。文字だけでは見逃してしまうことも、視点をはっきりさせてみると深くつかめます。提供情報1件に1つはその学校や団体の特色を現すものがあると思ってみていきました。
「これといって特色をつかむことができない」となったのは定時制高校です。ほとんど全部が公立高校なのでそれもやむなしと思ったのですが、サイトに上げようとすると定時制高校が最初にまとまりました。「定時制高校の生徒の様子」がそれです。
調査したものをまだ全部チェックはできませんが、この調子で行くとかなり有益な情報分野ができそうです。
これまでは、通信制学校とか適応指導教室のように学校や支援団体の種類ごとに特色をまとめてきたのですが、それとは違うまとめ方も浮上しています。過年度生、高等学校就学支援金、発達障害生との受入れ、学費の内訳…などです。学校・支援団体別のまとめかたが縦系列とすれば、過年度生などというのは横系列のものです。これも多くの情報を集めれば(すでに集めている情報を調べれば)何らかの特色を見ることができそうです。
この作業は10月28日の「不登校情報センターのサイトに新式の入り口を作成中」のうち、「学校・支援団体の仕組みと対応例」にあたります。