ノートパソコン3台が作業に復帰しました

H2くんの作業ノートにはこうあります。
「PCトラブル解決:無線LAN設定・HDD交換・OS再インストール(手動インストール)」です。
パソコンが数台あり、センター内での働き物です。
どうしたわけか2台のノートパソコンがネットにつながらなくなりました。
もう1台は古いのでもうだめだと思い、彼に「ご臨終宣言をしてもらう」つもりでした。
結局、彼の作業で、3台とも使用可能になりました。
この「もうだめだ」というノートを直しているときに気づいたといって他のパソコンの点検をしだしました。XPです。来年春でサポート期間が終了するのですが、それに備えて何かをしなくてはならないのだそうです。
XPを使っている人、すぐに交換できない人にここを伝えてあげたいのですが、H2くんはそういうことをしゃべらない行動タイプの人間です。
H2くんは、無口で不器用ですが、自分の使うパソコンに問題を感じる人には強い見方です。こちらを参照してください。

「状態・症状・主訴」の用語説明に3人全部が合格の出来

事務作業グループは1つ発展した感があります。
2日前に見本ができた「(対象者の)状態・症状・主訴」の説明を広げられそうです。
きょう参加の3名が、それぞれ2つの用語について“説明”を書きました。「アルコール依存」、「生き方の問題」、「親子関係」、「出勤拒否」、「トラウマ」(これは2人がそれぞれ説明)、「不登校の家族(親)」の5用語の説明をしたのですが、すべて合格点を出していいできばえです。
当然、書くに書けない用語も出てくるでしょうが、不登校情報センターの独自解説による“非学問的な、かといってめちゃくちゃではない実感的な用語解説事典”ができそうな感触を得ることができました。
この部分は、事務作業のなかでも困難が大きいと思っていました。それだけにいい感じです。
今日の参加者は3名、うち初参加者が1名です。

文章化する編集的なこともできそうです

 27日の事務作業グループは復帰と新参加を含めて5名でした。
このグループは学校・支援団体の情報収集に取り組みますが、居場所の一つです。これからも参加者が増えるかもしれません。どれだけ定着できるかは、この状態のなかで何かを見つけられるかどうかによります。プログラムなどによる提案を待っていても何も得られない可能性は高いでしょう。
とりあえず事務作業という「すること」はあります。必ずしも自分ができそうなこと、したいことと同じではないでしょう。自分でできそうなことを持ち込むか、作業のなかで見つける姿勢があれば自分にとっての居場所になるかもしれません。

先日まとめた「事務作業グループの仕事内容」の中では、編集的なことは苦手というか関心が少ないと感じていました。
27日は、グループに復帰した1人が、メンタル相談の「状態・症状・主訴」を取り上げ、簡単に説明してくれました。「DV加害者」、「DV被害者」、「うつ病」、「共依存」の4項目です。実に的確であり、少し短めにして掲載しました。編集的なことのうち苦手感が強い文章化ができそうです。

親の会ネットワークページの情報提供を依頼しました

11月27日の事務作業グループは「親の会ネットワーク」ページに掲載するための紹介情報の依頼をFAXで送信しました。不登校・引きこもり・発達障害等の未掲載の親の会などが対象です。
件数が多くこの日は北海道から東京都の範囲にある親の会等に送信しました。
送信(到達)78件、送信(未達)79件。未達の79件のうち3回連続で未達になったものは、所在確認に回し調査します。その件数は55件です。
またFAX番号等がないために送信自体ができないところは、北海道から沖縄県までの全国で(正確な数は数えていませんが)紙束の厚さからして200件近くになります。
すでに「親の会ネットワーク」ページに掲載しているところは130件程度です。これらは更新依頼をする予定で準備をしています。
私たちの力量でこの程度、親の会情報を集めたことになります。とても不十分ですが、これでも少なくはないでしょう。多くの親の会からの情報提供を待っています。

事務作業は学校・団体の情報収集に関係することが中心

事務作業グループを始めて10か月近くなります。これまでの事務作業を分類してみました。事務一般ではなくサイト制作に必要な情報収集の事務作業になることがわかります。
このような事務作業とそこから発展する(脱線する!?)事務作業と雑談をしようとする引きこもり経験者を募集します。毎週水曜日と金曜日、午後2時から4時までの2時間です(ときたま変更することもあります)。好みのものを見つけましょう。

(1) 情報の収集に関すること。
・ 種類別の学校・支援団体カードを整理する(素材カードという)。
・ 素材カードに基づき、FAX・郵送により情報提供を依頼する。
・ 情報提供用紙を作成し、また用紙の内容を変更する。
・ 素材カードを増やす⇒テーマを持ってネット情報を探す。
Ex.「引きこもり、仕事」を検索ワードにして支援団体を探す。

(2) リンクの設定に関すること
・ リンクをしていない学校・支援団体に有料のリンク設定を依頼する。
・ すでにリンクをしている学校・支援団体にリンクの継続を依頼する。
・ リンク料の請求書を発行し、入金を確認し、学校・支援団体の基本台帳に記録する。
・ リンクの継続がされないもののリストをつくり、サイト製作者に渡す。

(3) 基本台帳の整理
・ 個別の学校・支援団体からの直接の回答があるとき、基本台帳を作成する。
・ 情報の掲載・更新の依頼、回答状況を記録する。
・ リンクの設定、広告・集会企画の参加など請求額の発生と入金を記録する。
・ 基本台帳の利用は大量で頻繁なので、不断に保管、補充を行う。

(4) パソコンをつかうもの
・ 活動停止、FAXや郵便物が届かない学校・支援団体の所在を探す。
・ 別の方法で見聞きした学校・支援団体の情報を確認する。
・ テーマを持ち、検索ワードを明確にしてネットから学校・支援団体を探す。
・ 不登校情報センター内の掲載情報と基本台帳の記録があっているのか点検する。
・ 文書入力する。

(5) 編集的な作業
・ キーワードになる用語を選択し、整理し、説明する。
*始めたのは「メンタル相談」の4種(①状態・症状・主訴、②対応方法・療法名、③職名・資格名、④施設の種類名)⇒これを学校・支援団体の全部に広げる。
・ 学校・団体の種類別の「学校・支援団体の仕組みと対応例」をぬきだし、「学校・支援団体・レビュー」を書き、サイト制作者に引き継ぐ。

(6) 作業記録を書く
・ 「事務作業の記録」―その日の事務作業の内容を書く。将来の作業マニュアル作成に参考になるような書き方を試みる。
・ 「作業日誌」―作業費を計算する基準になるものです。

事務作業グループの方向性が見えてきました

事務作業グループでの話しで終了後に雑談になりました(22日)。何を話したのかはよく思い出せませんが、この日は「メンタル相談」の、職種や療法名などをピックアップしていて、それに関係することでした。雑談はそれとは関系のない方向に進みます。「初めから雑談よりは作業のなかで出たことから勝手に雑談になるのが自然でいいのでは…」となりました。次回の11月27日は、雑談目的で参加する人(?)などメンバーがふえそうです。
事務作業の課題というか方向も見えてきました。
事務作業の範囲にはいろんなことがあり、ある作業がかなりの間隔をおいてめぐってきます。すると前にしたことが思いだせなくて、そのつど初めからやり直す感があります(まったくの初めとは違いますが)。作業内容を分割し、ゆくゆくは個人担当に向かう必要がありそうです。全体を一緒に経験しながら、ここは自分が担当するという形です。
それにしても事務作業にはパソコンを使う必要が欠かせません。サイト制作や文書入力ではなく、ネットで調べる作業、それも不登校情報センターのサイト内を調べる作業ならできそうなこともありそうです。担当制にしてもこの点を生かすのが有効かもしれません。
これまでは事務作業グループのために私が事前準備をしていました。担当が決まれば担当が「これが必要、今回はこれをする」みたいな方向に少しずつ進めそうな感じになります。このような方向が少し見えてきました。年単位の中期計画になります。

支援団体との協力関係はどういうものになるのか

ある就業支援団体の人から連絡を受けました。
「不登校情報センターに関係する人で関心がある人をうちの団体に紹介していただけませんか」という趣旨です。はじめて聞く団体でしたので、そこがどんなことをしているのかをお聞きしたかったのですが、説明のために不登校情報センターが取り組むスタンスから答え始めると伝わったらしいのです。話がスムーズにいかず、いい意見交換にはなりませんでした。
なぜなら、「関心がある人」を紹介するにしても、その団体の内容を知らなくてはできません。行く・行かないは当事者本人が決めることが基本ですから、この方に「イエス・ノー」で答えることはできません。そういう事情を説明しなくてはならなかったのです。その入り口のところで話が終わってしまいました。
不登校情報センターの情報提供とは、この団体から活動状況等を知らせていただき(所定用紙があります)、それをサイトに載せます。説明会等のイベントの場がありましたらそれも「イベント情報」ページに載せます。これが一般的な協力になります。
それ以上の協力関係は個別に具体的な提案をしてもらい、検討します。相手方のホームページにリンクする、案内物を配布する、講師になる、会場利用をする、集会型企画を共同で開くなどです。中古のパソコンを寄贈していただいたこともあります。共同で開いている親の会もこの協力関係に該当するでしょう。
その内容によって不登校情報センターが協力する・協力できる範囲や程度は違うのです。「関心がある人を学校や団体に紹介する」こともそういう理解がないと安心してできないものと考えていただきたいのです。

セルフサービスカフェは一区切りとします

セルフサービスカフェは参加者が少なく、いつも私のことを話す場になりかねませんので、一区切りとします。
これ以上は自分の話しをする気がせず、ご勘弁くださいというところです。
火曜日の午後はいまのところ比較的参加者が少ないので、場所は使えそうなのでご自由にお使いください。それが新式のセルフサービスカフェになってもいいし、そうならなくてもいいでしょう。

私が好きなことだけをしていたという経歴

「私は好きなことしかしてこなかった。それが収入になるかどうかは考えないできた。いまもほとんどそれは変わらない」ことを書きましょう。
これには時代背景がありますし、個人的な性格が関係します。それは私だけではなくあらゆる人に関係することで私だけに例外的に当てはまるのではありません。
あなたの場合にはどんな事情が関係するのかは私にはわかりません。しかし何らかの理由や背景はあり、それぞれの事情を離れては物事の実現はありません。

子どものころは地図を毎日のように見ていました。それが自分なりの事典(都市、湖など)になり、中学生のころには数冊のミニ事典を作りました。これは19日の「セルフサービスカフェ」のとき見せました。
高校卒業後、働き始めましたが、地図をよく見、自作の事典を作る生活は変わりません。大阪市立大学医学部付属病院が働き先で、これは大阪市の職員です。大阪市職員が私の選んだ仕事です。理由は高校に来ていた就職先案内で給与がいちばんだったことです。そして夜間の大学(大阪市立大学経済学部2部)に行きました。高校時代は超貧乏生活をしており、その状態から抜け出すことが最重要課題でした。
大阪市職員、大学病院の職員が好きなことかどうかはわかりません。しかし嫌いではなかったでしょう。これらが時代背景に関係することです。
大阪市職員としての研修期間に所属先希望を伝える機会があり、市立大学を選びました。しかし大学内の付属病院を選んだ記憶はありません。大学職員は単一の仕事ではなく多くの職種があるのです。

そこをちょうど十年でやめ東京に出ました。好きなことをするためです。地図好きは十年の間にアフリカに集中していました。広く言えばアフリカの地域研究が目的の上京です。アジア・アフリカ研究所に通いましたがそこは学習と研究の場であり、仕事をしなくてはなりません。それで街中の診療所に就職しました。大学病院で働いたことがおおいに役立ちました。
診療所の中でもアフリカへの関心は続いています。当時の私を知る人がいれば毎日のように新聞などの切抜きをしていたのを思い出すでしょう。これが事典作りのための日常作業です。金にはなりません。ときどき研究所の発行誌などに論文を書いていましたが小遣い以下です。アフリカ関係のものは事典というよりは不定期発行物になりました。大学病院と診療所の医療関係の時代が約16年です。
そのあと教育系の出版社に入りました。ここも16年ほどになります。アフリカの地域研究の関心は事典づくりに関心が移動していました。ついには『仕事ガイド』という事典を企画し、自分で調査し、原稿を書き、編集をしました。1989年が最初ですが、数年ごとに新版をだし、最終は2003年版です。その年で最後にしたのはパソコンとインターネットの普及により、仕事の内容が大きくかわったものが多く、初めから作り直さないと仕事の内容が違うからです。2003年版はこのサイトの『中学生・高校生のための仕事ガイド』に掲載しています。
編集者の時代に不登校問題に関わり始めました。1993年に『登校拒否関係団体全国リスト』の初版を出しました。この分野の学校と支援団体の事典です。そのあともいろいろな関係情報本を企画・編集し、また改定新版を出し続けました。現在の不登校情報センターの仕事に続いていますのでサイト内に掲載しています。
これらはすべて事典の延長です。そして不登校情報センターのサイトの中心部分になっている学校や支援団体の情報集めと情報掲載はこれらの直接の延長線上にあります。本からサイトに交代したのです。

19日の「セルフサービスカフェ」でこれらを並べてみました。少年時代と最近の作品を並べたので、その中間の時代のものを補充するともっとわかりやすくなると思いました。
テーマは地図に始まり、事典が並行し、いまはそのデータベース的なサイト制作をしています。これは私の好きなことです。好きなことに苦労がないのではありません。苦労が適度の達成感をもたらすのです。苦労なくして実現できるものはかみ応えのないものです。
この短いエッセイではほんの概略を書けるだけです。詳しく書かないと伝わらない部分があり、シンプルすぎないかとか、よくそんなテーマだけでそこまで続けられると思われるでしょう。狭く深く追求するとそうなります。小宇宙ができるのです。苦労はあっても苦痛のない楽しめる世界です。収入になったものもあるけれども、そうならなかったものもがはるかに多いです。むしろある程度出来てきてからあとに収入になるのかどうかを考えたことが大部分です。それでいいのではないかと思います。

島田邦子さんのセラピー日を決めました

島田邦子さんのセラピー日を決めました。
12月19日(木)の午後、場所は不登校情報センター(江戸川区平井)です。
セラピーの種類は、カラーセラピー、メイク、ネイル…です。何をするのかの希望を決めて申し込んでください。時間は1時間ですが、一人ずつになりますので事前の予約が必要です。料金は1000円です。
申し込みは、pashupara-kuniko@softbank.ne.jp