支援団体との協力関係はどういうものになるのか

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ある就業支援団体の人から連絡を受けました。
「不登校情報センターに関係する人で関心がある人をうちの団体に紹介していただけませんか」という趣旨です。はじめて聞く団体でしたので、そこがどんなことをしているのかをお聞きしたかったのですが、説明のために不登校情報センターが取り組むスタンスから答え始めると伝わったらしいのです。話がスムーズにいかず、いい意見交換にはなりませんでした。
なぜなら、「関心がある人」を紹介するにしても、その団体の内容を知らなくてはできません。行く・行かないは当事者本人が決めることが基本ですから、この方に「イエス・ノー」で答えることはできません。そういう事情を説明しなくてはならなかったのです。その入り口のところで話が終わってしまいました。
不登校情報センターの情報提供とは、この団体から活動状況等を知らせていただき(所定用紙があります)、それをサイトに載せます。説明会等のイベントの場がありましたらそれも「イベント情報」ページに載せます。これが一般的な協力になります。
それ以上の協力関係は個別に具体的な提案をしてもらい、検討します。相手方のホームページにリンクする、案内物を配布する、講師になる、会場利用をする、集会型企画を共同で開くなどです。中古のパソコンを寄贈していただいたこともあります。共同で開いている親の会もこの協力関係に該当するでしょう。
その内容によって不登校情報センターが協力する・協力できる範囲や程度は違うのです。「関心がある人を学校や団体に紹介する」こともそういう理解がないと安心してできないものと考えていただきたいのです。

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