事務作業グループでの“メンタル相談の表現”を生産システム化

事務作業グループの「体験者から見た不登校・引きこもり・発達障害の表現ページ」を書くのに20分ぐらいを充てました。
3名で書いたのは、依存症、嘔吐、摂食障害、対人恐怖、デイケア、12ステッププログラムの6項目です。これを書けるメンバーが増えると恒常的な“生産システム”になるかもしれません。

一方「メンタル相談」ページに紹介する施設等を大幅に増やせる条件が整っています。この日の作業内容は未掲載のメンタル相談施設(医院・心理相談・身体療法・ヒーリング・教育相談など)に紹介依頼をFAXで送信しました。
この元になる素材カードは、これまでのいろいろな機会に控えておいたものです。数百件になりますがFAX番号が不明・不所持のところもあり、送信可能な件数は半分程度です。しかも1日に送れる件数は限度があります。事務作業グループで何回かに分けてこの作業を続けます。

事務作業グループは作業終了の最後に各自が「作業ノート」を書いています。これは将来、一つひとつの作業マニュアルを作成する元資料にするつもりのものでした。ところがいざマニュアルを作ろうとしても上手くできません。各自が頭(記憶)に残しても、初めて見る人には伝わるようにはなっていないからです。
事務作業の場に提出する前の段取りから、終了後の扱いや片付け方までを含めて、作業の各段階を細かく書いておかなくてはなりません。先日からそれに気づいて書き方を変え始めました。

メンタル相談に使われる用語の説明をお願いする企画

少しクレームを含む提案を受け、メンタル相談機関の紹介情報をわかりやすくする道ができそうです。
「メンタル相談」ページに紹介している対応方法・療法にはあまり聞いたことがないものが含まれます。ネット上の事典などを検索すればわかるものもありますが、そういうものばかりではありません。
そのあたりを配慮しているメンタル相談施設(心理療法・ヒーリング療法)もあるのですが、少ないスペースの中では上手く説明しづらいこともあるようです。提案を受けて作成した企画の趣旨は次のようなことです。来年から取り組みます。

不登校情報センターの「メンタル相談」ページには500か所以上の院所の紹介を掲載しています(医療機関・教育相談室を含む)。この情報の内容を、見る人により理解しやすくしたいと考えました。
次の基準に該当する「来談者の主な状態・症状」と「主な対応療法」の用語の説明をお願いします。
(1)ウィキペディア(ネット上の百科事典)等で説明されている症状(診断名・病名)と対応方法・療法については、特別の説明か所は設けません。
(2)各院所・相談室等が独自に使用する症状や療法等に関する用語の説明をお願いいたします。
(3)ウィキペディア等で説明されている症状や療法等に関する用語であっても、各院所・相談室等では特別の意味を持たせているときは、説明をしていただくと理解しやすくなります。
* 各院所には、「この用語について説明してください」という具体的なお願いになります。