引きこもり支援を企業CSRにする運動(7)
その7「不登校情報センターの役割」
このCSRを発表する受け皿を不登校情報センターのサイトにし、そこから始めるしかありません。それは一つの制約条件であり、将来解消できるものと期待しています。他の支援団体がどのように対応できるのか、仮にサイトを使うとしてもどのような可能性があるのかは私にはわかりません。少なくとも私の手が届くものではありません。
めざすところは不登校情報センターのこの取り組みをある程度の軌道に乗せ、一つの見本にすることです。これは私にとっては目標の前半になります。
しかし、広く受け入れられる運動にしなくては国民の理解も応援も得られないし、新たな制度づくりにつながらないでしょう。不登校・引きこもりの経験者、発達障害・ニートの当事者、引きこもりの家族の会、彼ら彼女らを支援する相談室や支援施設に協力と参加を訴えます。そして、その成果を不登校情報センターだけが受け取るスタンスではないこと、その仕組みを考えていることは表明しておきます。
他にもいろいろなことが必要になり、難問にも出くわすでしょうが、さしあたり想定すべき大きな問題は考えてみたつもりです。説明会で質問が出るでしょう。実際に取り組んでいくなかでの解決すべき問題も生まれるはずです。そのつど意見を聞きながら対応策を考えます。