「大人の引きこもりを考える教室」の参加者は多く、初参加の人が数組いました。予定時間を大幅に延長せざるをえなかったのですが、可能な範囲までつきつめることができない人も出ました。何らかの改善が必要です。
今回のために、先日の「在宅ワーク・居場所ワークのすすめ」のほかに、その具体的な内容である「質問に答える(当時者回答の実例)」と「体験者から見た不登校・引きこもり・発達障害の表現ページ」(両方とも8ページの文書執筆グループ用)の実例見本を作り必要とする出席者に持ち帰っていただきました。(それと「ひきこもり・ニートCSR企画者を募集」とともに)ほとんどの方が持ち帰りました。
高年齢化している引きこもりの人には収入を得られる経済活動的な社会参加とは別に、社会活動的なことから始めるのがいいという理由です。その具体的な内容のヒントは今現在の当事者がしていることにあります。しかし、なかなかそれがつかめないのもまた事実です。
そのときに引きこもりのままできること、居場所に行けばできることを提案してみようと考えたのです。自宅でネットを見ながら自分にできそうなことを探している人もいます。そういう自宅でできる、居場所でできる実例を見せるのです。できそうと思えば何かをするかもしれません。
参加したご夫婦のなかに、送付した「ポラリス通信」に同封した「在宅ワーク・居場所ワークのすすめ」を見た子ども側からここを聞いてくるように言われた方がいました。それに応える内容です。
「大人の引きこもりを考える教室」の参加者が多くなりました。大人数を解消する方法はこの「在宅ワーク・居場所ワークを中心に考える親グループ」を半ば独立させることです。上手くいくかどうかはわかりませんが、新たな試みです。そのグループが22日の「在宅ワーク・居場所ワークの説明会」です。引きこもり経験者を含む5、6名(組)の参加があるとベストです。参加希望者がいましたら連絡ください。