三木成夫さんの『内臓とこころ』を手がかりに私なりに方向を見定めたるもりでした。内臓を植物器官という特徴のつけ方に注目しました。ところがこの文庫本にはその詳しいことはありません。
2冊の本を引っ張りだしました。この2冊で外堀は埋められると考えたのですが、埋められずにいます。戦略のつくり直しです。人体の全容(といっても視点の範囲ですが)を読み返す必要があります。「出たとこ勝負」ではじめたのですが、小休止しなくてはなりません。
私はいろいろな書物・文献からの引用をしています。ほとんどの本は新書版か文庫版です。実はほとんどが古本であり偶然に手に入れたものです。古本屋さんですからそこにある本を買うしかありません。系統性はこの時点で追求できないのですがそれでよかったのです。そのうち多くが今度のシリーズに動員されました。読んだ時期も違います。ほとんど内容を忘れていて、ある1点から思い返され、ここに引き合いに出されました。何か視点が浮かぶとそれまでバラバラであったものが必要な構成物になるのです。
その中には人体の全体に関するものも数冊あります。これらをいったん読み返して確認しようと思います。そこで小休止です。短期間に再開するつもりですが、これを「メンタル相談施設を考えるエッセイ」シリーズとしておきます。
*「メンタル相談施設を考えるエッセイ」シリーズ
◎「メンタル相談」ページに紹介できる判断基準(2014年8月11日)
◎ 感情コントロールの力を意識的に身につける方法(2014年9月4日)
◎ 新しい産業としての各種相談・療法業(2014年9月11日)
◎ 要素論、数量化、法則の形式性のやりかたが行き詰まっている(2014年9月16日)
◎ 代替医学や伝統医学を判断するには科学の側が進歩する必要がある(2014年9月16日)
◎ カラーセラピーにおける象徴の有効性を考える(2014年9月18日)
◎ 因果関係による証明でなく了解的関連という枠組み(2014年9月18日)
◎ 精神病理の局在を脳・神経系以外の心臓・内臓系におく(2014年9月19日)
◎ ハートマーク(♡)はこころと心臓を象徴しています(2014年9月20日)
◎ 脳科学とは違う地球生物の視点から理解する本に出合う(2014年9月20日)