「未来マップの受験相談会」(7日、北千住・マルイ)を終えました。
参加者約200名で昨年並みということでした。私は「なんでも相談コーナー」という、意味不明というか“どんな質問がきても逃れられない”コーナーに座りました。
実際は出席している学校にどう相談していけばいいのかのガイダンス役です。そう決まっていたのではないのですが、参加者は多数の学校ブースを前にして、どこに何を聞きにいけばいいのか戸惑っていたのです。
全体のことは集計がされていませんが、私のところに多かったのは中学2年生です。相談すべき高校を一つひとつ聞いてまわるにしても、何を聞くのか話の糸口がつかめないようです。中学2年生には当然ですが将来の進路は漠然としたものが多く、はっきりしません。ところが相談する対象校は多いし、しかも各校が特色を出そうとしています。戸惑いは当たり前かもしれません。
私の役回りは、生徒の好きなこと、していること(逆に苦手なこと)を参考に学校の話を聞く糸口をつくることになりました。たとえばテニスの好きな生徒(なんと3人もいました)の場合は、その学校にテニス部があるのかどうか、そこを糸口に学校の様子を聞いていけばどうですか、というようのことです。
ある生徒は地区のテニス大会で「実績をあげたい」希望がありましたが、それに見合う取り組みがあるのかを聞いていくことです。この生徒は中2にしては将来目標が明確になっているのですが、そうでなくても、「好きなこと・いましていること」が、将来の自分を生かす芽になる、そんな進路を考える機会になればいいのです。
このような進路を考える取り組みは1日イベントでは不十分ですが、進路を考えるとはどういうことかを実感する日になればいいでしょう。不登校生を対象とする進路相談会はそこが自然とできています。自分を生かすとか、対人関係の困難を越えるなどです。
不登校ではないときは逆に自分にとっての課題が明確ではないのでしょう。選択肢が広く、そこに戸惑いがあるのです。高校選択は自覚しないでいた自分を振り返る場になります。自分の能力、特色、好みなどを突きつけられる、確認する場になります。それを親子ともに有効活用する気持ちになればいいと思いました。