支援団体の種類ごとに探し出した結果、細かく分けている支援団体や公共機関リストがあります。それらを探しやすいように、いくらか共通するものを統合する作業を続けてきました。
そのなかで「公共の相談機関」まとめる方向が出てきました。11月7日にブログ「対象者の共通性と方法・手段の共通性に基づくサイト統合作業の現状」に書いたとおりです。
「公共の相談機関」の発想が出てきた背景は、自治体設置の家庭児童相談室の調査が進んできたからです。Fさんに北海道を調べ始めたのが2月の後半。それから南に下がってきて、現在は東京都の途中にきています。家庭児童相談室は多くの自治体が設置し、ホームページもほとんどがあります。
この家庭児童相談室をベースに、児童相談所、保健所、家庭裁判所などを加えます。家庭児童相談室の他はすでにできています。これらの他の公共の相談機関を加えるとめざすものができそうです。
試しに青森県という比較的つくりやすい県で「公共の相談機関」ページをつくってみました。
種類によって、集める内容もデータの表示の仕方も違います。それらを調節しながら編集し直しました。まずまずの出来です。
しかし、量の多い北海道や東京都では混乱する予感がします。北海道ではなく青森県を選んで試作したのはそのためです。北海道や東京都などは分量が多いので分割しないと収まらないかもしれません。
家庭児童相談室を調査し、サイト上に掲載作業をしているFさんに聞くと東京都はページが長くなくなりすぎるという感想です。
区単位にすると逆にわずらわしくなりそうです。23区を4つか5つに分割するのがいいのかもしれません。どう分割するのか。むかしNTT電話帳が東京区内を4つか5つに分けているのを見たことがあります。どう分けていたのでしょうか?
7日に「都内東部エリア・不登校の親子応援ガイドブック作成委員会」が開かれました。そのときはあまり意識をしていなかったのですが、「都内東部エリア」と区切っています。具体的には足立区、荒川区、江戸川区、葛飾区、江東区、墨田区の6区をさします。他の区をわけるとすればどのようになるのかわかりませんが、一つの手掛かりかもしれません。
昨日になってFさんから東京都の市区名でタ行まで終わったと聞きました。
「都内東部エリア」の6区は墨田区が五十音の最後になりますから、すでに調査が終わっています。
これならできると思い、「東京都東部エリア6区」の「公共の相談機関」リストを編集しました。
いくつかのことが絶妙のタイミングでそろってできたのです。