20代後半の男性メンタルフレンドを募集します

学生のメンタルフレンドの希望者は多数いますが、20代初めのひきこもりへのメンタルフレンドが少ないです。
25歳から30歳までで、カウンセラー希望者で仕事についている人、大学院生などでこの分野の活動に関心を持つ人をメンタルフレンドとして募集します。カウンセラーの募集ではありません。
友人的な関係づくりをめざし、対等な人間関係ができることが大事になります。心理学の知識以上に“機転がきく”コミュニケーション力があればいいと思います。訪問する時間・ペースは休日(土日曜日など)で、ときには夜時間になることもあります。有償ボランテイアと考えてください。
訪問サポート部・トカネットの募集です。男性3名まで。

連絡先:不登校情報センター(電話03-5875-3730、松田)まで連絡をください。

カウンセラーをめざすメンタル疾患の経験者

「自分自身がメンタル疾患の経験をし、縁あって傾聴の研修に出合いました。 心の拠り所は大事だなと、メンタルケアカウンセラーの資格を取得。話し相手・カウンセリングサービスを開業。ただいまメンタルケア心理士の勉強中」
このようにご自分の経歴を紹介したのは「カウンセリング&話し相手(愚痴聴き)サービス filage(フィラージュ)」を開設した岡本瞳さんです。
これは「支援者・援助者」ページに掲載した人ですが、これまでにも何人かはメンタルな問題を抱えた経験者がカウンセラーなどとして活動を始めています。
引きこもり経験者の適職の1つに、対個人サービス業があるものと確信していますが、カウンセラーもその一つです。このようにカウンセラー等を職業としている元メンタルな問題を経験した人からの連絡を待っています。
以前のことですが、ひきこもっている当事者の回答として、自分に会いに来てほしい1位はひきこもり経験者であったことを思い出します。

ひきこもりから自立と社会参加を応援するNPO

「地域の社会資源を紹介する」ということである方が訪ねてこられました。車いすを使う障害があり、相当規模の企業で働いています。精神保健福祉士でもあります。会社では「障害者が働く上での必要なことを現場にいて考えてください」みたいなことを言われているようです。大きな会社なので雇用条件などは決められているのでしょうが、それでは十分ではないかもしれません。現場にいて改善策を提示してくださいとされているように感じました(確かめたわけではありません)。
これは私が経験主義とか“現場主義”と考えているものです。ハンディを持つ人を受け入れる現場主義とは受入れたその人の状態に即して対応や何をするのかを考え、現実化していくことです。

これに共通するもう一つのことがありました。
最近のことですが「ここは何屋さんですか?」と尋ねられました。不登校情報センターは何屋さんなのでしょうか。果物屋さんとか歯医者さんというように端的に紹介できません。
不登校やひきこもりの相談室です。引きこもりの経験者が集まる居場所です。学校や支援団体の情報提供するサイト運営業です。
いずれも当たっていますがアピール力不足で、いま一つわかりにくいと言われました。相談室、居場所、サイト運営業の3つを説明する羽目になるからです。
中心点を示すのは「ひきこもりから自立と社会参加を応援するNPO」がいいようです。集まる人に現場で対応し、経験から生み出された結果がこれです。しばらくはこれを“定義”としていきます。