「公共の相談機関」というページを作成中

児童相談所、家庭児童相談室、家庭裁判所、保健所、精神保健福祉センター、教育相談室などの公共の相談機関を地域単位でまとめて紹介するページです。複雑な家庭児童相談室を担当者が粘り強く北から順に調べて静岡県まできました。それを追いかけながら「公共の相談機関」を設定しています。
ページづくりの基本は県単位ですが、政令指定都市には府県から別に独立のページにするところもでます。そうはいってもページのスクロールが長くなるかもしれません。しばらく前に横浜市をまとめたところ何とかできました(今後の補充が考えられますが)。
想定できる難題は札幌市を除く北海道(地域が広く自治体数が多いので相談機関も多くなる)と東京都です。北海道はどうすべきか決めかねています。
東京都の場合は、いち早く23区以外の多摩地域の市町村と伊豆小笠原をそれぞれ一つの単位にしました。23区を3つに分けます。
東部8区(足立・荒川・江戸川・葛飾・江東・墨田・台東・中央)、一応完成。
西北部8区(板橋・北・新宿・杉並・豊島・中野・練馬・文京)、制作着手。
西南部7区(大田・品川・渋谷・世田谷・千代田・港・目黒)。

いきなりの「バイト2日目です!」の連絡に驚く

久しぶりに驚きました。快挙といってあげたいです。
30代の男性です。家から出られないといってときどき電話をしてきていました。
父親と2人住まいなのですが、事情があり一人暮らしが目標になっています。
それなのに自分は家から一歩も出られず、「苦しいです」、「外は怖いです」、「何とかしたいとあせっています」…と訴えていました。Cくんとしましょう。
「このところ電話してこないなぁ」と思っていたところ連絡がありました。
C「以前の友人と一緒にごみの回収のアルバイトを始めています」
私「えぇっ! いつから?」
C「始めて2日目です」
私「驚いたな、疲れるでしょう」
C「すごく疲れます」
私「はじめは特に疲れるものです。だんだん慣れます。まずは1週間を目標に。そして10日続ける、1か月と続けるうちにいまの疲れ感は下がります」
C「そうなんですか、ものすごく疲れますね」「一人暮らしのほうも考えています」
私「お父さんは何か言っていますか」
C「話していません」
私「いま2つのことを同時に追いかけるのは大変なので、お父さんが何か言うのを待ちながら、バイトを続けることに集中したらいいと思います」
C「一人暮らしことでちょっと心配がありますが…」
*一人暮らしに関して前から考えていることがあり、それを言っているのです…。
私「その点は大丈夫です。うまくいかないときは一緒に行きますから」
C「お願いします」

要点はこんなやり取りでした。こういう突然変異的な動き始めをする人もたまにいます。スタート時点が、家から一歩も出られない所だったので、バイトを始めたという到達した壁の高さに驚きました。この人の独特のバランス(アンバランス)、特徴を感じます。