風呂に本を持ち込んで読むのは…どうかと

はじめは「何もしていない時間がどうも苦手で」という話だったんです。よくあるのが、食べ物屋さんに入って出来上がるのを待つのが手持ちぶさたで退屈、という話でした。
本や新聞を持っていったときには食事が出てくるまで本を読むのですが、今度は食べながら続きを読むことになります。これがどうもいけないようです。
この空白の時間が苦手という話のなかで、そういえば風呂に入るときにも本を持っていくことがあると話したわけです。たいした意味があるとは思わなかったのですが、とっぴなことのようです。
私の行動パターンを観察している人から言わせれば、休みなく動いていて、動いていないと思ったら寝ていることになります。確かによく寝ています。寝ているのと動いているがあって何もせずに休んでいる時間がない、それが行動パターンのようです
これらは「何もしていない時間がどうも苦手」というのが発生源です。

県単位のカテゴリ表示ページと個別の詳細ページの不一致

新しく東葉高等学校(千葉県船橋市)という通信制高校の詳細情報を提供いただき、サイトに掲載しました。
その時に気づいたことをサイトの制作者から提起されました。
通信制高校は「通信制高校と連携校」の分類(カテゴリ)で都道府県別の一覧表ができており、各校の詳細ページはその下位ページとなっています。東葉高等学校の場合はカテゴリ「通信制高校と連携校・千葉県」の下位ページになります。
提起されたことはカテゴリ「通信制高校と連携校・千葉県」の表では、東葉高等学校は広域通信制高校であり、普通科があることがわかりますが、東葉高等学校の詳細ページではそれを表示していません。広域通信制高校という紹介が詳細ページには書かれていないのです。
この状態は通信制高校の全部にあてはまりますし、それ以外にも当てはまる項目がありそうです。こうなった原因は「通信制高校と連携校・千葉県」をつくった当初の情報集めと、後につくった学校からの情報提供用紙の内容にズレがあるためです。
東葉高等学校についてはこれを補正しましたが、他の通信制高校はその補正がされていません。これからはこれを統一的に表示していきます。

悠々ホルンさん応援団の“作戦会議”

12日の夕方、悠々ホルンさんに来ていただき、藤原宏美さんと一緒に“作戦会議”をしました。10日の朝日新聞夕刊に紹介された悠々ホルンさんの記事をどう生かすかの作戦会議です。
新聞記事にも取り上げられた「子どものSOS」という言葉を使い「子どものSOSの会」という形で小さな取り組みを進めていこうという方向です。悠々ホルンさんのチャッチフレーズを「子どものSOSソングライター」としていますから、この「子どものSOS」はまさに一致するわけです。
具体化した取り組み内容は決定力不足の感はあります。こちらから大きな企画は用意できません。できることを地道に続けながら周囲からの協力を待つ形です。
朝日新聞を見て1つの照会が入っていますので、それがかなうかどうかが最初にあります。
5月中旬に『不登校支援の東京都東部ガイドブック』の完成を待って作成委員会の企画集会があります。
6月21日には足立区の「子どもど真ん中プロジェクト」に参加することが決まっています。
これらの比較的小さな取り組みを着実に重ねていくなどのごく当たり前のことを話しあいました。

発達障害を受け入れるスクール側の気遣い

「発達障害生の学校」という分類(カテゴリ)を設定してみたい、また特別支援学校と一緒の分類(カテゴリ)にするのはどうか。そう考えてある方に問いかけをしました。
それには次のようなお返事をいただきました。参考になる意見です。

特別支援学校の他に、発達障害の子どもに適した学校情報を求めている親は、大勢いるようですが、よい具合に情報が届いていないようです。特別支援学校以外のフリースクールを探し求めている親は、「特別支援学校」のカテゴリをあまり見ないのかもしれません。
「うちの子は、発達障害とは少し違う」という感覚の親も大勢いるような…。そうすると、「発達障害」というカテゴリだと表現がきついかもしれません。「発達が気になる子ども」と表現を和らげるのがいいのか…。スクールの案内書を作成するとき、このようなことをずいぶん考え、時間を要しました。

障害にかぎらずいろいろなハンディを持つ子ども・若者を受け入れる学校や支援団体が直面するテーマです。丁寧に対処しようとするとこうなりますが、輪郭がぼやけることにもなります。「発達障害生の学校」という分類(カテゴリ)をどうするのかの結論はまだ出しかねます。

引きこもりからの自立と支援方法はどう関係するか

引きこもりから自立するためにある入所施設に入った。結果はかえって状態が悪くなったという話が出ました。あそこに行かなければこうはならなかったと悔んでいるのです。
今月の「大人の引きこもりを考える教室」でこの話を聞き、どう答えるかを考えるうちに、心の奥にある大事なことが明瞭になりました。
引きこもりから自立に向かう過程にはいくつかの状態があります。そのなかでも強いストレスや怒りを感じたとき、それを表現できる状態かどうかが重要です。表現できず自分の内側に仕舞い込むしかないと状態は悪くなります。このストレスを表せるか・表せないかの差が分かれ目になります。これはその人の気質や性格に関係し、状態を判断する重要なポイントです。
2006年から2007年にかけてその点を「引きこもりからの自立の過程」として考えたことがあります。それらを読み返してみるに、かなり近づいてはいるが明瞭さに欠けています。
ストレスや怒りを表現できる状態と、自分の内側に仕舞い込んでしまう状態は固定的ではなく生活経験や成長により変わるものです。人が成長する過程のいくつかの反抗期はこれに関係します。親や周囲の人が反抗を抑え込むような形で対処したとき、内向的とか優しいと言われる子どもは、自立の力を未成熟のまま摘み取られたかもしれません。
それは子ども時代に限りません。20代になってもそれ以上の年齢になっても同じことになります。ストレスや怒りを自分の内側に仕舞い込んでしまう状態のときに、支援の形として入所施設や集団生活に入ると、精神的な逃げ場、ストレスを発散する機会を持てません。
何らかの反発や口答えのできるか状態であればその施設にいても、そこから飛び出す形であっても次のステップに進んでいけます。引きこもったまま時間を過ごしてきた人は、意思表示をする経験がなく(周囲の人に言われるままに)過ごしてきたことが少なからずあります。反発しない、口応えは道義的にできない状態では、心身を犯す要素を溜めこんでいくかのようです。
親だけの例が参考ではありません。私が周囲の引きこもっていた人に何かを提案し、不同意の意思表示を受けたときの奇妙な感覚も参考になります。そういうのを待っていたよという私の“天然の感覚”、肯定的な気持ちも納得できます。それを奇妙な感覚というのは、確かに自分への攻撃的なものを含んでいることへの戸惑いが混じるからです。
私は、親や支援者などに引きこもっていた人の反抗的な態度をしたときの意味を書いたことがあります。反抗という姿にとらわれて、それが本人の意思表示であることに気づかないことがよくあると指摘しました。
これらを考えてみると、引きこもったままの30代の子どもを、あのときあの支援者に関わらなければよかったというのは十分ではありません。引きこもっていた自分の状態とその時点での支援団体の対応関係をみて考えなくてはなりません。引きこもり当事者のその時期の状態、自己認識と支援方法の両面を見ないと問題の所在がつかめないでしょう。
それがなければ、あそこはまずかった、あの支援団体に行ったのは失敗だったとしても、その理由を見極められません。次へのステップに必要なことがわからないままです。(つづく)

5月の引きこもりの親会はバイトを続けたSさんの話

10年にわたり派遣登録の仕事をいろいろ経験して、一人暮らしをしのいできたSさんはアルバイトの事情によく通じています。引きこもりから抜け出したとはいえ正社員になる壁を超える方向ではなく、短期・中期のアルバイトを続けてきました。働こうにも仕事がなく、生活面で苦しい時期も何度が経験しました。親からの支援を受けず、こういう形で引きこもりから半分抜け出す経験をしています。実に貴重な実体験です。
そのSさんに5月10日の親の会(大人の引きこもりを考える教室)に来ていただき、「長期の引きこもりからの仕事につくときのアドバイス」を話してもらうことにしました。
アルバイト先にもさまざまな事情があること、仕事の時間は選べる場合があること、仕事の履歴を重視する職とそうでない職、仕事の情報誌が違えば内容にも特徴がある、どんな仕事がいいのか、こんな聞いてみたいことを話してもらいます。動き出している引きこもり当事者にも参加して聞いていただきたい内容です。

Sさんが来たのはゲーム交流会に参加するためでした。ゲーム交流会に果たしてだれが、何人が来てくれるのか危ぶんでいましたが、5、6名参加でけっこう賑やかでした。
明日4月12日の親の会は、事務作業グループの内容を話したうえで、参加している方の意見を出していただきます。

「子のSOS 歌い続ける」悠々ホルンさん、朝日に紹介記事

4月9日「朝日新聞」夕刊に「子のSOS 歌い続ける」悠々ホルンさんが大きく紹介されました。
悠々ホルンさんの応援団として、何ができるのかを考えています。
サイト内には「支援者・援助者のプロフィール」があり、そこにある悠々ホルンさんのページに載せました。
これは今後のサイト制作にも応用できます。新聞等に掲載された学校や支援団体等をこのような形でサイトに掲載できるからです。

学校情報の提供には所定用紙をお使いください

ある通信制高校に「学校情報の更新」をお願いしましたところ「学校情報の項目は各学校さまざまですが、自由に設定できるのでしょうか?」という質問を受けました。
これへのお答えです。
「情報の更新は、所定のフォーマットがあります。
ただしそれに厳格に沿うものではなくて、空白部分や項目の追加部分があってもいい事にしています。所定のフォーマットを添付しておきましたので参考にしてください。」
所定のフォーマット用紙を基準にするのは、各校からの紹介情報が大きく異なると、このサイトのなかの情報を見慣れている人に、学校それぞれの独自性のあるホームページを見る状態になりそうです。
多様さや面白さは出ると思いますが、このようなポータルサイト的なものでは比較ができることも大事な要素です。紹介の様式(フォーマット)が大きく違うと、比較しづらく、多くの学校を見るのに時間がかかり、疲れます。そこを考えてのものです。

見学者として事務作業グループにきた人が作業に参加

事務作業グループの見学者に、作業の一部に参加してもらいました(8日・水曜日)。1月ほど前にも見学者として参加したので、今回は実際にやってもらったのです。
このところ、不登校生などを受け入れている学校の紹介情報の更新依頼を続けています。①、現在掲載している情報のプリントをFAXで送信し、更新を依頼する。
②、送信した記録を学校ごとの基本台帳に記録する。
③、台帳を基準に従って元の状態に並べ戻す。
④、FAXを送れなかった学校を調べる(なかには転居や休校になっている)。
⑤、FAX送信できない学校には郵送する。
これらが主な作業ですが、このうち③を「台帳戻し」と呼んでいますが、これに参加してもらいました。この日は東京都の学校を扱ったので、件数は200校ぐらいありました。
全国を扱いますので、これを繰り返していると地理情報に明るくなります。
①はFAXの送信、②は記録の実務、④は主にネットでの検索、⑤は封書の宛名書き、になります。他にも事務的な作業はあり、日によって変わります。これらの事務作業をしたいと思う人は見学または相談から参加を考えてください。引きこもりの経験者かその家族の方が対象です。

発達障害生を対象とする学校の紹介情報集め

フリースクールの工芸技能学院(東京都日野市)は紹介情報の更新で「発達障害児のための専門教育学校」を加えました。
先日、新しく立ち上げた太陽の樹(相模原市中央区)は、「発達障害のお子様に特化した施設」です。こちらもフリースクールに分類しています。
探しやすくする点から、「発達障害生の学校」という分類(カテゴリ)があった方がいいのかもしれません。
サイト内には「養護学校・特別支援学校」という分類(カテゴリ)もあります。16府県20校が紹介されています。公立学校が多数ですが、院内学級や民間のフリースクールもあります。公立学校は小学部・中学部・高等部に分けられています。
心身症などで加療中の生徒、知的障害児などとともに発達障害生を対象としている学校・スクールもあります。フリースクールなどでの発達障害生徒の受け入れている状態は広がっていますが、その分類上の扱いは不ぞろいなのです。
これらを考えるとより児童・生徒・成人を対象とする広い障害者学校のカテゴリを設けるのが合理的だと思います。また発達障害生を対象とする学校・教育機関は十分な情報集めになっていないので、それが先決かもしれません。