犯罪予防と言うより「福祉警察官」と呼びたい

親子(家族)間の行き違いから暴力的な行為になりそうなときに、警察官や救急救命士を呼んで事態を平静化する人がいます。はじめは傷害で救急車を呼んだのですが、一緒に警察官もきて事情を聞かれました。その聞く姿勢に好感が持てたので、親子の間が危なくなりそうなときには消防に電話をして救急救命士や警察官を呼んでいます。
別の人の例ですが、子どもの暴力を止めようとして親が子どもを倒しました。警察がきてそのときは親のほうが傷害を問われました。しかし、警察からは親が確かに傷害を起こしたけれども、子どもには対して「本当はきみの方の問題だよね」と諭された話しも聞きました。
さらに別の人の例です。ストレスがたまったときや独り追い詰められた気持ちになったとき交番に行き話しを訴える人もいます。そのときは生活安全課を紹介されるそうです。小一時間話して落ち着いてから帰ると言います。
これらの実際の話しを聞くにつけ、警察は単に犯罪を取り締まるとか違反の摘発だけではないことがわかります。私は「福祉活動をする警察官」とでも呼びたいです。犯罪予防の取り組みというよりよほど親しめます。

警視庁をはじめ県警には「少年センター」という心理相談を含む相談機関もあります。警察組織は少年期を過ぎた人にも広く対処しているようです。

当事者の居場所的要素をかねた親の会に進む?

6月14日(第2日曜日)の「大人の引きこもりを考える教室」の後(当事者が中心になる)ゲーム交流会をします。この教室は引きこもりの親の会ですが、これまでも引きこもり当事者が少なからず出席しています。
「大人の引きこもりを考える教室」は1時~3時くらいまでで、ゲーム交流会は少し間をおいて3時半から6時くらいを予定します(当事者は1時から教室に参加できます。3時半から参加してもOKです)。
いくつかの理由からこの教室に引きこもり等の体験者の参加が増えそうです。そういう性格の「引きこもりを考える教室」になるベースができつつあると推測しています。居場所をかねた親の会かもしれません。30代の様子や気持ちを親世代が直接に感知できる場になるかもしれません。それらを勝手に決めることはできませんが、重要な肯定的な変化になるものと考えます。

7月の「大人の引きこもりを考える教室」は7月12日ですが、この日は終了後にSくんに来てもらいます。5月の「大人の引きこもりを考える教室」に来てもらいいろいろな体験談を聞かせてもらい大好評だったSくんです。これも「大人の引きこもりを考える教室」の同じ変化を促進するでしょう。
[http://www.futoko.info/…/%E3%82%AB%E3%83%86%E3%82%B4%E3%83%…]