アフィリエイトは本(470冊)から生活用品に向かう

10月からアマゾンの本のアフィリエイトを張り付ける作業をしています。
サイトに掲載している学校や団体の取り組みを紹介する本、私(松田)がこれまでに読んだ本を中心にする予定でした。ところがある事情から多数の本をいただきましたそれらの本をアフィリエイトしているのですが、担当していたGさんが「掲載するものがそろそろなくなりそうです」と言います。数えてみたら掲載を終えたのは著者380名の470冊ほどです。
張り付け作業はもう少しありますが、データベースづくりは終了に近付きました。あとはサイトに掲載している学校や相談室に関係する本を知らせてもらい追加する。そしてデータベースから、いろんなページに分散して張り付けます。

作業の途中で電子辞書に出会いました。これが本以外に目を向けるキッカケです。通信販売会社からもらった商品カタログをめくってみました。Gさんに「通販で買ったものはありますか」と聞くと、パソコンの周辺部品を買ったことがあるそうです。ふとひらめいたのが12月6日のブログに書いた「靴がなくては、外出するのが難しくなります」という記事です。それで発想はかなり大きく展開しました。ざっと素案をつくり事務作業グループで話しました。いろいろ出ておもしろくなりそうです。まとめたのが下の表です。次回のミーティングはこれを中心に話します。

①、外出・人と会うグッズ:帽子、衣類、靴、傘、アクセサリー、リュック…(女性用のものはイメージできないが)。
②、パソコンとゲーム:パソコン、スマホ、ゲームソフト、
③、工芸家風生活:手芸材料(布・紙・木片・のり・接着剤…)、絵を描く材料、文房具、はさみ、テープ、ホチキス、机、いす、…
④、室内での美容と健康:バリカン、手鏡、櫛、爪切り、口臭ガム、ダンベル、健康器具、扇風機、空気清浄機、ハンドクリーム、
⑤、主夫業必携品:台所用品、洗濯用品、室内掃除用品、家計簿、電卓、炊飯器、保温器、
⑥、自宅警備員の任務:懐中電灯、防災グッズ、鍵、金庫、
⑦、移動手段(体を使う移動方法):自転車、パンク修理、空気入れ、運転免許情報、靴、
⑧、家族の介護:車いす、ベッド、
⑨、親族の結婚・葬式・法事:祝儀袋、黒白ネクタイ、(電報の仕方、葬儀の方法・相談所)
⑩、サバイバル生活(耐久生活)用品:
⑪、自宅園芸・栽培:栽培ハサミ、小型スコップ、腐葉土、植物の種子、植木鉢、
⑫、ホームレス親和生活(自宅ホームレス・独り暮らし):
⑬、オタク(鉄道系):ジオラマ、地図帳、電車時刻表、
⑭、オタク(アニメ系):
⑮、自分にご褒美(ささやかゴージャス):
音楽系など他にも思いつくでしょう。引きこもり視線から見た世の中の商品情報です。
加えて〔特別情報〕通販情報、不用品マーケット、リサイクル店案内も大事です。
全体を「ヒッキー生活 充実展示場」とでもしますか。これらは引きこもりにとってだけではなく、かなり広範な人の参考になる生活用品情報ページになるはずです。なにしろ格差社会の格差はなお進行中です。サバイバル生活のヒントはありますよ。使用体験談や使っている訳も紹介すると交流ページになりそうです。

(アマゾン本)http://www.futoko.info/zzmediawiki/Amazon%E6%9C%AC

徳島県上板町教委の不登校対応はピカイチ

徳島県上板町はどういう町なんでしょうか。
その教育委員会からいただきました「不登校への対応」は、感動すべきレベルでした。「上板町子ども若者相談支援センター『あい』」というのが拠点のようです。町民を対象に年数回のユースアドバイザー講座を開き、受講者の1割前後が修了証書を受けるような住民参加の取り組みになっています。
不登校の子どもにはライフサポーター家庭派遣事業という臨床心理を学ぶ大学院生が出向く仕組みがあります。大事なことは「子どもの気持ちを大切にし」、この援助が押し付けにならないようにしていると思えることです。
対象の子どもは小学校入学前から中学校卒業後までの若者です。子どもの居場所『あい』が受け入れるのは不登校の子どもとともに「社会生活を営む上で困難を有する子ども」です。担当者が独自に考えている意識を感じます。
これまで不登校や引きこもりについて行政機関にいろいろな取り組み状況を問い合わせてきましたが、徳島県上板町教育委員会からの情報提供はピカイチだと思います。本気で取り組んでいる、その本気を感じさせてくれます。
上板町のホームページを見たのですが、この様子は見つけられませんでした。不登校情報センターとして、焦点を明確にして行政機関から様子を聞いていく意味はここにあると確信できました。

11月から全国の教育委員会あてに「不登校への対応」について情報提供として様子を知らせてもらうようにお願いをしてきました。
対応のうち教育相談室と適応指導教室(教育支援センター)はそれぞれ別に書いてもらいます。教育委員会の対応とあわせ3種類の情報提供用紙を送りました。
この3種のうちどれか一つでも情報提供の形で回答をいただいたのがおよそ100か所です。さらに追加されるかもしれません。各教育委員会で参考にされることを望みたいです。

〔上板町教育委員会〕http://www.futoko.info/…/%E4%B8%8A%E6%9D%BF%E7%94%BA%E6%95%…