昨日はある市役所にいきました。このところ頻繁に電話のあるZくんが相談するのに同行です。Zくんは生活保護を受けています。そして昨年12月から勧められてある作業所で働いているのですが、精神状態が不安定になってきた。そこでどうしようかという対応策のためです。
いきさつを聞くと、作業所に行くようになったのは、福祉の担当者から直接言われたわけではありません。仲介者を通して勧められた結果です。しかし、その背景には昨年施行された生活困窮者自立支援法の影響を感じます。この法の施行は自治体によってかなりバラつきがあると感じています。この市ではどう運用されているか知る機会になりそうです。
相談に行ったのは市役所の担当者ではなく、ある市議会議員です。事情を話し相談するうちに方向が見えました。Zくんに係わる人はいろいろいて、議員さんはこのうちの数人から様子を聞くことになりました。事実が明らかになるにしたがい、この市における生活困窮者自立支援法の実施の様子も伝わってくるでしょう。中心目標はZくんの生活条件の安定確保になります。