歩いて距離を測る

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私のいる部屋、すなわち不登校情報センターの事務所にしているところは平井駅から200mの所にあります。これは私の歩測による実測値です。1歩が70cmで、歩く速度、そのための歩く時の姿勢にも関係します。これは日頃の歩き方に影響しています。健康法といってもいいかもしれません。こういう歩測による長さの実測はこれまでも繰り返してきたことです。

さて「渋川春海と江戸時代の天文学者たち」企画展でも歩測する人を見ました。渋川春海から100年後に天保暦(世界で最も精緻な太陰太陽暦)をつくった高橋景保などは歩測をしながら町中を歩いていた。その弟子に当たる伊能忠敬は全国測量では機器を用いたわけですが、歩測でおおよその距離を測っていたようです。歩測がだいたいの距離を測る方法と改めて知りました。
『天地明察』のなかでは青年時代の渋川春海は先輩学者と各地を観測行脚しました。その移動を歩測して位置情報を推測する例が出ています。到着点で北極星を観察し、位置を確定します。江戸からの歩測によりその位置を推測し、観測値と比較するのです。おそらく史実なんでしょう。
ここでは長さではなく、位置=北緯を推測しています。これは私にはわかりませんが起点の位置がわかり(方角の見当がつけば)推測できるものなのでしょう。

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