通信制高校の卒業生を紹介してほしいと依頼を受けたので、この際これまでの相談記録を調べようとしました。初めから完璧に探すのはできないとわかっていました。なにしろダンボール箱4箱に入っています。私にとっての本当の目的が通信制高校の卒業生を探すことではなく、このダンボール箱にある名簿を整理することになりました。たしかに通信制高校の卒業生を探す作業は途中から忘れてしまいました。
4箱を見ると、いちばん古いものは17、8年前の相談記録があります。カルテのようにはしていなくて1枚の紙に書いてある相談記録、集会参加の名簿に書いてあるメモ、手紙のやり取りを留めてあるのものなどが混在しています。それらを名前の五十音順に並べています。
FAX受信に感光紙を使い古いものは読み取れなくなっています。以前に協力していただいた4名のカウンセラーさんの相談記録もありました(これは記憶を呼び戻すものにはなりません)。
作業の途中で相談記録のうちこれからの参考になりうるものを残すことにしました。たぶん一度にはできませんので、まずは「これからの参考になる基準にならないもの」を大胆に処分することにしました。1件ずつ読んでいくわけには行かず、ざっと見て“廃棄対象”を判断します。
これを2時間ほどして全体の10分の1が廃棄対象になりました。手を付けたのは3分の1ぐらいですからいつか時間を見て続けます。名前を見たら思い出す人もいます。忘れたころにやってくる人もいて「廃棄優先」としても廃棄の決定は難しいです。
少ないですがメールアドレスを書いてくれたものがあります。これは一度試してから存続・廃棄を決めるつもりです。